東北地方太平洋沖地震

2011年03月13日

 重吉 at 11:40 | Comments(9)
このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。 m(_ _)m

塾でも今回の地震や津波の話で持ちきりでした。
生徒たちも、地震の恐ろしさや家族や平和な日常の大切さをそれぞれ感じていることと思います。

今回の大地震や津波をテレビで見て思い出したのは、16年前の1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災です。

阪神・淡路大震災(wikipediaリンク)

当時の私は慶応大生で、東京に住んでましたが、その朝、自宅からの電話で起こされました。

「地震で街が燃えてるけど、あんた大丈夫ね?」

緊迫した母の声に、寝ぼけた声で

「は? 地震とか起きとらんよ。 それに、街が燃えてるて何ね? 燃えるわけなかやん!」

「テレビばつけて、見てみらんね! 街の壊れて、あちこちで火事の起こりよるとよ!」


その言葉に、半信半疑ながら、テレビをつけると、本当に街が壊滅して、あちこちで火事が起こっている様子が映し出されていたのでした!!shock

テレビの情報によって、そこが神戸だとすぐに分かり、母に

「地震があったとは、神戸とか大阪の方やろうが! オレは、東京におるけん、全然場所が違うやろうが!! こっちは大丈夫やけん、心配せんでよか!」

と言って、電話を切ったのですが、テレビに写し出される神戸の街の惨状は、現実に起こっていることとは到底思えず、それまでにないほどの衝撃を受けたのでした。

それから10数年経ち、塾講師になり、阪神・淡路大震災のことが歴史の教科書やテキストに載っていることにショックを受けつつも、

「阪神・淡路大震災が歴史ってなんや? 先生は、君らより年上の頃に、現実にテレビで見たんやぞ! そりゃ、ビックリしたよ! 

でも、それよりビックリしたのは、神戸で地震があったのに、先生のお母さんが、東京にいる先生に大丈夫か?って電話してきたことやった!smile 先生のお母さん、地理苦手やったんやろうな!smile


と、面白おかしく授業をしていたこともあったのですが、今回の東北地方太平洋沖地震を見て、2つ思うことがあります。

1つ目は、「阪神・淡路大震災」クラスの大震災は、戦争と同じように、歴史上の出来事として知るだけで、実際に二度と起こってほしくはなかったということです。 
もちろん自然災害なので、避けられないことですが、あまりにもひどいですね・・crying

亡くなられた方や行方不明の方、ケガをされた方、家や何もかも失われた方に対し、改めて、心からお見舞い申し上げます。 m(_ _)m

そして、もう1つは、親の愛情です。

東京にいる私を心配する母親を地理が苦手だと笑いましたが、今回の東北地方太平洋沖地震で、早稲田佐賀1期生の保護者の方から、唐津にいるお子様の安否を確認して安心したというメールをいただきました。

今回は東北沖での地震でしたが、小さいながらも津波が唐津や有明海にも到達したと報道があってましたね。

早稲田佐賀中・高や寮も海の近くなので、他人事ではないと感じられたそうです。

しかも、原子力発電所も唐津市の隣の玄海町にありますからね・・

平和な日常でも、お子様が離れたところにいる親御さんは何かと心配でしょうが、たとえ、遠く離れた地域のことでも、事故や災害が起こったときは、なおさら心配されることでしょう。
私の母親も、地理を知らないからなどではなく、遠く離れた場所に暮らす私のことが心配になったから電話したんでしょうね・・ 親の心、子知らずでした・・sad

また、逆に、早稲田佐賀には首都圏や全国から生徒が集まっているので、親御さんや実家のことが心配な生徒さんもいらっしゃるでしょうね。

それから、当ブログには東北や首都圏の読者の方もいらっしゃるので、皆様方がご無事であることをお祈り申し上げます。 m(_ _)m

重吉

*私たちができること

佐賀県内でも支援の輪広がる 佐賀善銀、日赤に窓口
(2011.3.12佐賀新聞リンク)

東日本大震災 福岡も全力支援 各地で募金活動開始
(2011.3.13西日本新聞リンク)

私たちが支える 献血に200人の列 九州6県から医療団
(2011.3.13西日本新聞リンク)

【地震】災害救援情報TLを地域・都道府県別に見られるサイト

■災害救援情報まとめサイト「SAVE JAPAN!」


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この記事へのコメント
関東にお住まいのJKBの皆さまは、大丈夫でしょうか?

東京でも震度が大きかったようですので…。
Posted by りゅうママ at 2011年03月13日 17:26
今回の地震と津波で被害にあわれた皆様、ほんとに大変だったことと思います。心からお見舞い申し上げます。
うちの会社の東京事務所では、電車が動かず会社で一晩過ごされたそうです。また、スーパーやコンビニでは食料や乾電池の争奪で、すぐに品物は売り切れたようです。
九州にいる私達にすぐできること。それは一人一人が節電に努めることでしょうか。今日は少し暖かいということもあり、暖房は入れていません。義援金の申込みも始まっていますね。我が家も少しばかり送らせていただきました。このJKBから支援の輪が広がるといいですね。
Posted by びっきー at 2011年03月14日 11:38
こんにちは、りゅうママさん、びっきーさん。

>りゅうママさん

このブログ上だけのつながりとはいえ、コメントをしてくださった関東の読者のみなさんのことはとても心配ですね。

また、コメントやメールをしたことがなくても、JKBを訪問してくださった方が被害に遭われたのかと思うと、JKBで何かできることはないかと思いますね。。

>びっきーさん

>このJKBから支援の輪が広がるといいですね。<

節電や義援金・寄付などはどこででもすぐにできることですよね!

おぎんさまのブログコメントによると、早稲田佐賀の寮でも、自発的に募金活動が行われようとしているそうです。
Posted by 重吉重吉 at 2011年03月14日 11:58
早稲田佐賀でも、東日本巨大地震を単なる出来事として受け取めるのではなく、全員で考え、自分達に何が出来るか、どのような価値観をもって環境に接していくか等を考える授業があったそうです。
いつも連絡のない息子から、その日は、珍しく連絡がありました。机の上だけの勉強ではなく、今、日本で何が起こっているのか、どう感じたか、何をすべきか等を話し合った事で、きっと子供達の意識も変わり、行動が違ってくると思います。私も節電と募金ぐらいしかできませんが、自分に出来る小さなことから行動に移し、日本に与えられた試練を全員で乗り越えたいと思いました。
Posted by ナポレオン1世 at 2011年03月15日 12:11
こんにちは、ナポレオン1世さん。

>机の上だけの勉強ではなく、今、日本で何が起こっているのか、どう感じたか、何をすべきか等を話し合った事で、きっと子供達の意識も変わり、行動が違ってくると思います。<

そうですね。
子供たちにとっても非常に衝撃的だったでしょうし、親や教師が言うまでもなく、自分たちの国がどうなるのか、自分たちには何ができるのかということを深く考え、行動してくれることでしょう。

大人も子供も、この試練を全員で乗り越えて、成長していきたいですね。
Posted by 重吉重吉 at 2011年03月15日 12:33
阪神淡路のときは私は名古屋にいました。えらく揺れるなあ、と思って起きてテレビをつけたら・・とてもこの世のものとは思えない光景が映っていました。それはもう歴史になってしまったのでしょうか・・。
今回の地震で松島の支部が崩壊してしまい、仕事でもえらいことになっています。
それでも私たちは目の前の仕事をこなしていくしかありません。
Posted by バムケロ at 2011年03月15日 21:46
こんにちは、お久しぶりですね! バムケロさん。

今回の大震災で阪神淡路大震災のことを思い出された方は多かったでしょうね。

歴史というには、日が浅いような、つい先日のような気がしますが・・

今回の地震で、助かったおじいさんで、50年前のチリ地震に伴う津波被害の体験者がいらっしゃるそうで、その方の言葉がネット上で話題になっているそうです。

「被災おじいさん「また再建しましょう」 「泣いた」「感動した」ネットで大人気」
(2011.3.15J-CASTニュースリンク)
(*このコメントの「重吉」の名前を押せば、この記事に飛びます。)
Posted by 重吉重吉 at 2011年03月16日 09:29
こんばんは、重吉さん。

3月11日の東北地方太平洋沖地震は、あまりにもショックで、
どうしたら良いのか分からず、ずっとテレビとPCの前から離れられずにいました。

実は、仙台には私の友人、知人が数名居るのですが、未だに全く連絡が取れないのです。
ありとあらゆる安否情報も探しましたが、分かりません。
「どうか、無事でいてくれますように。」と毎日祈りながら、
心配で夜も殆ど寝れない日々です。


そしてずっと、被災された方々の為に何か出来る事はないか?と考えておりましたが、
ボランティアでお手伝いに行くことも、福岡では計画停電の協力も出来ず・・・
募金、献血、節電、ガソリンや石油等資源の節約くらいしか・・・

他にももっと何か私でも出来ることはないのかと心が痛んで、
私は普通に生活していても良いのだろうかと、
ご飯を食べてもお風呂に入っても申し訳ない気持ちになってしまい、
何も出来ない自分がとても悔しくて、もどかしくて、辛く苦しんでおりましたが、
今日、以下のサイトに出会うことが出来て、違う視点から物事を考えれるようになりました。

オフィシャルサイト「prayforjapan.jp」
http://bit.ly/eSa9Sp
電気も止まってしまった栃木県の避難所で、20歳の学生が徹夜で作成したというサイトです。
是非ご覧になって下さい。

そして、福岡県は県営住宅や市営住宅などで、
被災者を無償で受け入れる準備が出来ているとニュースで知り、
被災者の方達が来られた時に何かお手伝いできるよう、
それまで元気で頑張らなければと、やっと前向きに考えれるようになりました。

それから我が家は、(息子と主人に相談の元、)
使わずにとっておいた子供手当て1年分を募金させてもらう事にしました。
Posted by 唐津に里帰り at 2011年03月17日 00:18
こんにちは、唐津に里帰りさん。

>実は、仙台には私の友人、知人が数名居るのですが、未だに全く連絡が取れないのです。
ありとあらゆる安否情報も探しましたが、分かりません。
「どうか、無事でいてくれますように。」と毎日祈りながら、
心配で夜も殆ど寝れない日々です。<

それは、さぞやご心配が大きいことでしょう。
ご心痛お察しいたします。 m(_ _)m

被災者や連絡が取れない友人・知人のためにもっと何かできないかと、心を痛められていらっしゃるようですが、今はこの地でできること、被災者を勇気付け、いつでもバックアップできる態勢を整えること、子供たちに被害に遭った人々を助ける意味・行動や平和な日常のありがたみを教えていくことが重要なのかもしれませんね。

それに、今でも子ども手当て1年分の募金、献血、節電、ガソリンや石油等資源の節約や、オフィシャルサイト「prayforjapan.jp」
http://bit.ly/eSa9Sp のご紹介など、されておられるだけでも立派だと思います。

それに、しばらくして、被災地の状況が好転すれば、また違う協力ができると思います。

その時のためにも、お気持ちを落ち着かせ、体を休められて、元気を回復してほしいと思います。
m(_ _)m
Posted by 重吉重吉 at 2011年03月17日 09:42
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