夏期講習前半の感想・・小学生編

2011年08月12日

 重吉 at 21:50 | Comments(0) | 塾の話
お盆休みに入ってから、昼間は高校野球を見ていますが、夜はニュース以外見たいテレビ番組がありません・・
普段、この時間は塾で生徒の顔見てますからね~eye

というわけで、テレビを見るのを止めて、今日2話目のブログです!happy01

お盆休みで、夏期講習前半が終わりましたが、夏期講習前半の感想を書きたいと思います。

印象的なのは、小学生では、算数の「速さの問題」の出来・不出来です。

小学校によって、習ったばかり、まだ未習というところもありますが、進学塾では、ほとんどが5年生で習っていると思います。

しかし、ミスが多かったり、苦手にしている生徒が多いのも事実ですし、速さの問題は、中学の方程式、連立方程式でも頻出なので、中学生になっても苦手にしている生徒も多いようです。

そして、速さの問題で、決定的に差が出るのが、「単位変換」です。

例えば、「10kmの道のりを時速4kmで歩くと、何時間何分かかるか?」という問題では、

10km ÷ 4km =2.5(時間)

という答えが出ますが、これを「2時間50分と答える生徒がいますgawk

時間を分に直す場合は、1時間だろうと、2時間だろうと、0.5時間だろうと、
1/3時間だろうと、60をかけなければなりません。

60X1時間 = 60(分)  60X2時間 = 120(分)

60X0.5時間 = 30(分)  60X1/3時間 = 20(分)

ですね。

そして、難関校に合格するレベルの生徒は、このような単位変換問題は、鉄板で正解しますから、このような問題でなぜ間違うのか分からないと思います。 
というわけで、難関校合格ギリギリラインの生徒は、「速さ」「単位変換」などは、夏休み後半で、きっちりマスターしてほしいと思います。

もうひとつ、これは、早稲田佐賀中など難関校受験とは関連してませんが、以前書いたように、県立中高一貫校受験のための、適性検査対策の作文で苦戦している生徒も多くいました。

中高一貫校適性検査で大幅減点される作文とは?
(2011.7.11リンク)

まあ、環境やボランティアなど、日頃、小学生がほとんど考えもしないような題材を書かせるのですから、まったく手が出ない生徒もいましたが、他の子も書けてないからと安心したり、問題が難しすぎると文句を言ってもしょうがありません。

半年後には、入試で書かなければいけませんし、半年あれば、他の受験生も書けるように対策を立てるのですから、少しずつでも自力で書けるよう、練習していかなければいけません!pencil

他にも気になったことはいろいろありますが、まだ受験生という自覚が足りない生徒がほとんどというのが、一番大きく感じたことですね・・gawk

ただ、半年後といっても、小学生にとっては、まだまだ先の話のように感じてるでしょうし、受験といっても、どこまで本気で頑張らなければならないか分かっていない生徒も多いでしょうから、毎年、似たような状況なんですけどね・・bearing

まあ、先生ひとりで焦ってもしょうがないのですが、半年後の入試時期に、

「夏休みにもっと勉強しとけば良かった・・weep

と生徒が後悔しないで済むよう、盆休み明けの夏期講習後半戦でも、ガオガオ言って、嫌われ役になるとしましょうかね・・confident

*応援のクリックをよろしくお願いいたします!! m(_ _)m

にほんブログ村 受験ブログへ
にほんブログ村  人気ブログランキングへ


ホームページ制作





同じカテゴリー(塾の話)の記事画像
2013年後半戦好スタート!
(九州抜きの)最強の塾&予備校
同じカテゴリー(塾の話)の記事
 2013年後半戦好スタート! (2013-07-02 13:38)
 (九州抜きの)最強の塾&予備校 (2012-02-23 12:26)
 夏期講習前半の感想・・中学生編 (2011-08-13 12:32)
 塾講師重吉の評判 (2011-05-17 11:07)

※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。