東大も早稲田大学も楽勝?学歴ロンダリング!
2010年09月17日
重吉 at 10:33 | Comments(0) | 早稲田大学
写真は週刊ダイヤモンド最新号(9/18号)
「壊れる大学」(週刊ダイヤモンド)
ですが、特集目次の
Part 1 瀬戸際に追い込まれた大学
Part 2 大学ルポ・生き残り大作戦
Part 4 「財務状況」ワーストランキング
だけ読むと、昨今の不況と少子化の影響を受けて、大学の経営破綻や学力不足の学生の増加という内容なので、立ち読みだけで良い、ブログネタにはならないと思ったのですが、
Part 3
驚愕の学歴ロンダリング
を読んで、まさしく驚愕し、思わず購入してしまいました!!
「マネーロンダリング(資金洗浄)ならぬ学歴ロンダリングが今、水面下でじわじわと広がっている。 難関大学の大学院が志願者不足で簡単に入れることを利用して、最終学歴をロンダリングしてしまおうというのだ。 その驚愕の実態を追った。」
(週刊ダイヤモンド9/18号、P64一部抜粋)
との大見出しの他、中・小見出しを拾い上げると、
「東大卒の肩書で人生バラ色 一発逆転の学歴ロンダリング」
「天下の東京大学といえども、大学院なら入るのは簡単で、最終学歴を東大卒にロンダリングできれば人生はバラ色ー。 ロンダリング成功者が語る東大卒の御利益とは。」
「就職で発揮された東大卒の神通力」
「ロンダリングで他大学出身が7割強 東京大学大学院の修士課程・専門職学位課程の入試状況」
「東大、早慶も面接だけで合格 学生集めに四苦八苦の大学院」
「東大や早慶など一流大学の難関ぶりは有名だが、大学院が志願者不足で底辺大学出身者や非大卒者も多く入学させていることは知られていない。 その実態を大学院受験予備校講師の筆者が明かす。」
「難関校に隠れた“穴場” 大学院受験は情報戦だ」
「大学院の受験生不足で教職員が人集めに奔走」
などと、なんとも気になる内容で、私が思わず買ってしまったのもお分かりになると思います
例えば、早稲田大学大学院では、ちょうど早稲田大学HP(リンク)のトップページに
10/09/13【入試出願情報】
大学院ファイナンス研究科(日本橋)2011年4月入学第一回入試(~9/27)
とありますが、週刊ダイヤモンド9/18号P68の「難関大学の主要大学院試験リスト」によると、
ファイナンス研究科・・日本橋キャンパスの夜間MBA。 面接のみ。 102人中89人合格、企業派遣入試は22人全員合格(07年度)
と記載されていますし、北九州にある
「早稲田大学大学院 情報生産システム研究科」(HPリンク)
については、
情報生産システム研究科・・面接のみ。 定員200人。 福岡県北九州キャンパスで、実数員は公開拒否。
と記載されています。
その他、政治学研究科や経済学研究科でも、TOEFLやTOEICのスコア提出と面接のみとなっているようです。
ところで、
「麻薬の違法取引や犯罪にからんで得た不正資金の出所や流れを、銀行口座を利用してわからなくしてしまうこと。汚れた金を「洗濯、洗浄」するという意味で資金洗浄ともいわれる。」(ヤフー百科事典リンク)
という意味の「マネーロンダリング」をマネして「学歴ロンダリング」などと名称がついてるせいで、ネガティブ、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、開かれた大学院入試ですので、楽に入れるからと言って、「東大大学院卒」や「早稲田大学大学院卒」の価値が下がるわけではないでしょう!
私のように、2浪して「慶応大学卒」という最終学歴を手に入れるよりも、現役で入れる大学に進学して、楽な大学院入試を突破して、「慶応大学大学院卒」や「東大大学院卒」、「早稲田大学大学院卒」などという最終学歴を手に入れた方が効率的だという人もいらっしゃることでしょう。
また、現在のような不況で、就職活動に苦しむ大学生などは、不本意な会社に就職するぐらいなら、本気で「東大大学院」や「早稲田大学大学院」など難関大学院を狙うのも手だと思います。 大学院の2年間の時間や費用など、難関大学院卒業後の就職の有利さやその後の長い人生を考えれば、惜しいものではないでしょう。
今日のブログを書いていて思い出したのですが、以前、「佐賀-早稲田連携フォーラム」(2010.7.21リンク)で、
>早大は昨年、自治体職員らを養成する「佐賀地域人材育成プログラム」を佐賀市で実施しており、実行委側には早大の大学院サテライト校を佐賀市へ誘致したい狙いもある。<
>将来、早稲田大学の大学院サテライト校が佐賀にできたら、慶応大学出身の私も入学してみたいかも!<
と書きましたが、将来、本当に佐賀市に早大の大学院サテライト校ができたら、佐賀大→早稲田大学大学院進学という学生が増えるかもしれませんね!
まあ、今日は、早稲田佐賀中・高やラ・サール、久留米附設、県立トップ高などを目指して、一生懸命勉強している小中学生や保護者の方にとって、水を差すような記事だったかもしれませんが、いろいろな進路、いろいろな考え方があるということを知ってもらうには、良い機会だったかもしれません。
今日の「学歴ロンダリング」の話を読んで、「ずるい!」と思う人もいれば、「大学受験までマジメに長く勉強するのがバカらしくなった」、「良い話を聞いた! 実行しよう!」と思う人もいるでしょう。
これは、「早稲田佐賀から早稲田大学に現役で行こう」と思う人もいれば、「ラ・サール、久留米附設から東大、医学部、早慶を目指す」、「県立トップ高から国立大学現役合格」と思う人がそれぞれいるようなものですね。
ある商品を買うにしても、定価で売ってる店しか知らないのと、安売りのディスカウントストアやアウトレットストア、又は、中古品ショップや質屋、はたまたインターネットオークションで激安で買えるということまで知っているのでは、雲泥の差です!
一つの選択肢しかないよりは、多くの選択肢があった方がいいですよね? そして、選ぶのは自分自身です。 どれを選ぶのが正解なんてありません。 どれが正解かなんて誰にも分かりませんからね!
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「壊れる大学」(週刊ダイヤモンド)
ですが、特集目次の
Part 1 瀬戸際に追い込まれた大学
Part 2 大学ルポ・生き残り大作戦
Part 4 「財務状況」ワーストランキング
だけ読むと、昨今の不況と少子化の影響を受けて、大学の経営破綻や学力不足の学生の増加という内容なので、立ち読みだけで良い、ブログネタにはならないと思ったのですが、
Part 3
驚愕の学歴ロンダリング
を読んで、まさしく驚愕し、思わず購入してしまいました!!
「マネーロンダリング(資金洗浄)ならぬ学歴ロンダリングが今、水面下でじわじわと広がっている。 難関大学の大学院が志願者不足で簡単に入れることを利用して、最終学歴をロンダリングしてしまおうというのだ。 その驚愕の実態を追った。」
(週刊ダイヤモンド9/18号、P64一部抜粋)
との大見出しの他、中・小見出しを拾い上げると、
「東大卒の肩書で人生バラ色 一発逆転の学歴ロンダリング」
「天下の東京大学といえども、大学院なら入るのは簡単で、最終学歴を東大卒にロンダリングできれば人生はバラ色ー。 ロンダリング成功者が語る東大卒の御利益とは。」
「就職で発揮された東大卒の神通力」
「ロンダリングで他大学出身が7割強 東京大学大学院の修士課程・専門職学位課程の入試状況」
「東大、早慶も面接だけで合格 学生集めに四苦八苦の大学院」
「東大や早慶など一流大学の難関ぶりは有名だが、大学院が志願者不足で底辺大学出身者や非大卒者も多く入学させていることは知られていない。 その実態を大学院受験予備校講師の筆者が明かす。」
「難関校に隠れた“穴場” 大学院受験は情報戦だ」
「大学院の受験生不足で教職員が人集めに奔走」
などと、なんとも気になる内容で、私が思わず買ってしまったのもお分かりになると思います
例えば、早稲田大学大学院では、ちょうど早稲田大学HP(リンク)のトップページに
10/09/13【入試出願情報】
大学院ファイナンス研究科(日本橋)2011年4月入学第一回入試(~9/27)
とありますが、週刊ダイヤモンド9/18号P68の「難関大学の主要大学院試験リスト」によると、
ファイナンス研究科・・日本橋キャンパスの夜間MBA。 面接のみ。 102人中89人合格、企業派遣入試は22人全員合格(07年度)
と記載されていますし、北九州にある
「早稲田大学大学院 情報生産システム研究科」(HPリンク)
については、
情報生産システム研究科・・面接のみ。 定員200人。 福岡県北九州キャンパスで、実数員は公開拒否。
と記載されています。
その他、政治学研究科や経済学研究科でも、TOEFLやTOEICのスコア提出と面接のみとなっているようです。
ところで、
「麻薬の違法取引や犯罪にからんで得た不正資金の出所や流れを、銀行口座を利用してわからなくしてしまうこと。汚れた金を「洗濯、洗浄」するという意味で資金洗浄ともいわれる。」(ヤフー百科事典リンク)
という意味の「マネーロンダリング」をマネして「学歴ロンダリング」などと名称がついてるせいで、ネガティブ、マイナスなイメージがあるかもしれませんが、開かれた大学院入試ですので、楽に入れるからと言って、「東大大学院卒」や「早稲田大学大学院卒」の価値が下がるわけではないでしょう!
私のように、2浪して「慶応大学卒」という最終学歴を手に入れるよりも、現役で入れる大学に進学して、楽な大学院入試を突破して、「慶応大学大学院卒」や「東大大学院卒」、「早稲田大学大学院卒」などという最終学歴を手に入れた方が効率的だという人もいらっしゃることでしょう。
また、現在のような不況で、就職活動に苦しむ大学生などは、不本意な会社に就職するぐらいなら、本気で「東大大学院」や「早稲田大学大学院」など難関大学院を狙うのも手だと思います。 大学院の2年間の時間や費用など、難関大学院卒業後の就職の有利さやその後の長い人生を考えれば、惜しいものではないでしょう。
今日のブログを書いていて思い出したのですが、以前、「佐賀-早稲田連携フォーラム」(2010.7.21リンク)で、
>早大は昨年、自治体職員らを養成する「佐賀地域人材育成プログラム」を佐賀市で実施しており、実行委側には早大の大学院サテライト校を佐賀市へ誘致したい狙いもある。<
>将来、早稲田大学の大学院サテライト校が佐賀にできたら、慶応大学出身の私も入学してみたいかも!<
と書きましたが、将来、本当に佐賀市に早大の大学院サテライト校ができたら、佐賀大→早稲田大学大学院進学という学生が増えるかもしれませんね!
まあ、今日は、早稲田佐賀中・高やラ・サール、久留米附設、県立トップ高などを目指して、一生懸命勉強している小中学生や保護者の方にとって、水を差すような記事だったかもしれませんが、いろいろな進路、いろいろな考え方があるということを知ってもらうには、良い機会だったかもしれません。
今日の「学歴ロンダリング」の話を読んで、「ずるい!」と思う人もいれば、「大学受験までマジメに長く勉強するのがバカらしくなった」、「良い話を聞いた! 実行しよう!」と思う人もいるでしょう。
これは、「早稲田佐賀から早稲田大学に現役で行こう」と思う人もいれば、「ラ・サール、久留米附設から東大、医学部、早慶を目指す」、「県立トップ高から国立大学現役合格」と思う人がそれぞれいるようなものですね。
ある商品を買うにしても、定価で売ってる店しか知らないのと、安売りのディスカウントストアやアウトレットストア、又は、中古品ショップや質屋、はたまたインターネットオークションで激安で買えるということまで知っているのでは、雲泥の差です!
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