受験生、1番の(1)を落とすな!コラー!!
2010年09月28日
重吉 at 10:48 | Comments(0) | 早稲田佐賀中
9月も終わりに近づき、早稲田佐賀中・高に限らず、来年1月に行われる佐賀の県立・私立中や私立高の入試まで4ヶ月を切り、受験生はじょじょにテストの結果を厳しく求められるようになってきました。
普段温厚な(?)重吉先生も、そろそろ受験生を引き締めにかからなければなりません。
「おい、受験生! 1番の(1)から間違うとは、どういうことや?
受験まで4ヶ月やぞ!! 気合入れろ!!
」
「いや、ちょっと計算ミス・・」
いつも、ヘラヘラ冗談ばかり言って、脱線してばかりの私から、思わぬキツイことを言われて、生徒もビックリといった感じですが、算数・数学の大問1番の(1)を間違うとは、ちょっとのミスにしろ、うっかりミスにしろ、そんなの受験生としての自覚が足りんか、気合抜け過ぎじゃ~! コラー!!
算数・数学の大問1番の(1)というのは、たいてい、足し算・引き算・掛け算・割り算の四則演算です。 整数だけの簡単な問題もあれば、小数・分数混じり、カッコつきなど複雑な問題もありますが、この大問1番の(1)を落として、他の問題はしっかり解けてます!などという生徒はいません。 大問1番の(1)を落としている生徒は、ほとんど平均点以下です。
第一、大問1番の(1)にしろ、難問である後半の大問の(3)、(4)にしろ、点数は同じか、(3)、(4)の方が1・2点高いだけです。
ですから、解けるかどうか分からない、後半の大問の(3)、(4)に時間をかけるより、比較的簡単な大問1番の小問集合や各大問の(1)、(2)を確実に取っていけば、平均点以上、合格点には達することでしょう。
実際、今年の早稲田佐賀中の算数の入試大問1番の(1)は、
543+435+354=
という簡単な足し算でした(答えは、1332です)
これなら、小学校3・4年生でも取れるわ!! 受験生は絶対落とすな!!
ガオー!!
しかし、先日購入した「中学入学試験問題集 算数編 2011年度受験用」を見てみると(「早稲田系+九州難関校の過去問」2010.9.23リンク)、早稲田系を含め、首都圏の私立中は、大問1番の(1)に小数・分数、カッコを混ぜた難しめの四則演算を出題している学校が多いようです。
ちなみに、首都圏の早稲田系とラ・サール中の2010年の大問1番の(1)の問題を見てみますと、
(2010年早稲田実業中等部) (答えは、0.9)
(0.28+1と2/5)×2と1/7-1.125÷5/12
*「1と2/5」は「帯分数の1と5分の2」、「2と1/7」は「帯分数の2と7分の1」、「5/12」は「分数の12分の5」を表しています。
(2010年早稲田大学高等学院中学部) (答えは、7/12 12分の7)
43.75÷50+(2.1-7/20)×0.5-2×(1.75÷0.3-21/4)
*「7/20」は「分数の20分の7」、「21/4」は「4分の21」を表しています。
(2010年早稲田中) (答えは、0.38)
1÷[2+3÷{4+5÷(6+7÷8)}]を計算し、小数で答えなさい。
ただし、小数第3位を四捨五入して答えなさい。
(2010年ラ・サール中) (答えは、12)
30.3×20.2-6×100.01
という風に、いきなり難しい問題ばかりですね!
(と言っても、これらの難関校に合格する生徒は、確実に解けるでしょう!)
これらの学校に比べると、整数の足し算だった早稲田佐賀中入試の大問1番の(1)は、サービス問題だったと言えるでしょうが、早稲田佐賀中・高HPの「2010年度入学試験問題概要」(HPリンク)に、
「難易度としては、学校説明会の折に申し上げていたとおり、問題の1/3が教科書レベルの基礎問題、もう1/3が学校や塾などで行われている応用問題、最後の1/3が早稲田大学の附属・系属校や九州の難関と呼ばれる中高一貫私学で出題された難問レベルの発展問題となっています。」
と書かれていますから、来年の早稲田佐賀中の入試には、上の早稲田系やラ・サールのような小数・分数、カッコを混ぜた難しめの四則演算が出題される可能性がありますので、大問1番の(1)を落として、重吉に、
1番の(1)を落とすな! コラー!! ガオー!!
などと吼えられないように、受験生のみなさんは、しっかり計算力をつけてくださいね!!
*早稲田高等学院中の1番の(1)の解き方はコチラ!

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普段温厚な(?)重吉先生も、そろそろ受験生を引き締めにかからなければなりません。
「おい、受験生! 1番の(1)から間違うとは、どういうことや?
受験まで4ヶ月やぞ!! 気合入れろ!!

「いや、ちょっと計算ミス・・」
いつも、ヘラヘラ冗談ばかり言って、脱線してばかりの私から、思わぬキツイことを言われて、生徒もビックリといった感じですが、算数・数学の大問1番の(1)を間違うとは、ちょっとのミスにしろ、うっかりミスにしろ、そんなの受験生としての自覚が足りんか、気合抜け過ぎじゃ~! コラー!!

算数・数学の大問1番の(1)というのは、たいてい、足し算・引き算・掛け算・割り算の四則演算です。 整数だけの簡単な問題もあれば、小数・分数混じり、カッコつきなど複雑な問題もありますが、この大問1番の(1)を落として、他の問題はしっかり解けてます!などという生徒はいません。 大問1番の(1)を落としている生徒は、ほとんど平均点以下です。
第一、大問1番の(1)にしろ、難問である後半の大問の(3)、(4)にしろ、点数は同じか、(3)、(4)の方が1・2点高いだけです。
ですから、解けるかどうか分からない、後半の大問の(3)、(4)に時間をかけるより、比較的簡単な大問1番の小問集合や各大問の(1)、(2)を確実に取っていけば、平均点以上、合格点には達することでしょう。
実際、今年の早稲田佐賀中の算数の入試大問1番の(1)は、
543+435+354=
という簡単な足し算でした(答えは、1332です)
これなら、小学校3・4年生でも取れるわ!! 受験生は絶対落とすな!!
ガオー!!

しかし、先日購入した「中学入学試験問題集 算数編 2011年度受験用」を見てみると(「早稲田系+九州難関校の過去問」2010.9.23リンク)、早稲田系を含め、首都圏の私立中は、大問1番の(1)に小数・分数、カッコを混ぜた難しめの四則演算を出題している学校が多いようです。
ちなみに、首都圏の早稲田系とラ・サール中の2010年の大問1番の(1)の問題を見てみますと、
(2010年早稲田実業中等部) (答えは、0.9)
(0.28+1と2/5)×2と1/7-1.125÷5/12
*「1と2/5」は「帯分数の1と5分の2」、「2と1/7」は「帯分数の2と7分の1」、「5/12」は「分数の12分の5」を表しています。
(2010年早稲田大学高等学院中学部) (答えは、7/12 12分の7)
43.75÷50+(2.1-7/20)×0.5-2×(1.75÷0.3-21/4)
*「7/20」は「分数の20分の7」、「21/4」は「4分の21」を表しています。
(2010年早稲田中) (答えは、0.38)
1÷[2+3÷{4+5÷(6+7÷8)}]を計算し、小数で答えなさい。
ただし、小数第3位を四捨五入して答えなさい。
(2010年ラ・サール中) (答えは、12)
30.3×20.2-6×100.01
という風に、いきなり難しい問題ばかりですね!
(と言っても、これらの難関校に合格する生徒は、確実に解けるでしょう!)
これらの学校に比べると、整数の足し算だった早稲田佐賀中入試の大問1番の(1)は、サービス問題だったと言えるでしょうが、早稲田佐賀中・高HPの「2010年度入学試験問題概要」(HPリンク)に、
「難易度としては、学校説明会の折に申し上げていたとおり、問題の1/3が教科書レベルの基礎問題、もう1/3が学校や塾などで行われている応用問題、最後の1/3が早稲田大学の附属・系属校や九州の難関と呼ばれる中高一貫私学で出題された難問レベルの発展問題となっています。」
と書かれていますから、来年の早稲田佐賀中の入試には、上の早稲田系やラ・サールのような小数・分数、カッコを混ぜた難しめの四則演算が出題される可能性がありますので、大問1番の(1)を落として、重吉に、
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