自宅でキリンを飼うためのロト6当選確率計算
2011年05月27日
重吉 at 13:11 | Comments(0) | 算数・数学
「白球の貴公子」斎藤佑樹投手のちょっぴりライバル「薄給の塾講師」又は「佐賀のカリスマイ塾講師」と呼ばれる重吉ですが(自分で呼んでるだけですけどね・・
)、薄給やカリスマイを脱しようと、ひそかに努力(?)しております!
そして、その努力(?)も、ごくたまに、ほんのちょっぴり実ることがあるのです!!
ジャジャ~ン!
ロト6、4等16300円の当たりです!!

(写真はクリックすると大きく表示できます)
*写真下から2番目の選択数字(04 07 30 33 41 43)が、本数字04 32 33 38
41 43 のうちの4個(04 33 41 43 )と一致しているので、4等当選です!
(「当せん番号案内(ロト6)」みずほ銀行HPリンク)
まあ、宝くじが当たったとはいえ、1万6000円なので、斎藤佑ちゃんの収入に追いつけるわけもなく、「借り住まい」から脱却できるわけでもありませんが、いい気分には違いありませんね♪
これも、宝くじの下に敷いている「幸運の四葉のクローバー
」の布きんのご利益かな? ちなみに、これはサガンオフ参加者の方からいただいたものです! パンジーさん、ありがとうございました!!
m(_ _)m
さて、ロト6の4等1万6000円当選で浮かれている重吉ですが、もし、6個の数字全てが一致していたら、1等賞金1億2000万円で、「カリスマイ塾講師」は確実に脱却できましたね! 惜しい!
では、ロト6の1等が当たる確率とは、どれくらいなのでしょうか?
まずは、「ロト6」の仕組みを見ていくことになりますが、みずほ銀行の宝くじHPによると、
「ロト6のしくみ」(みずほ銀行の宝くじHPリンク)
「ロト6では、1から43までの43個数字の中から選んだ異なる6個の数字(申込数字)と抽せん数字が一致している個数によって、1等から5等までの当せんが決まります。抽せんされるのは6個の本数字と、2等の当せんを決定する場合だけに使用される1個のボーナス数字です。」
とあり、当選確率は、
1等(申込数字が本数字に6個全て一致)・・1/6,096,454
2等(申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致)・・6/6,096454
3等(申込数字6個のうち5個が本数字に一致)・・216/6,096,454
4等(申込数字6個のうち4個が本数字に一致)・・9,990/6,096,454
5等(申込数字6個のうち3個が本数字に一致)・・155,400/6,096,454
となっており、1等当選確率は、609万6454分の1で、4等609万6454分の9990=約615分の1なので、1等は4等の約1万倍当たり難いことになりますね! 4等から1等への道は遠いなあ・・
さて、それでは、受験ブログらしく、1等の当選確率の計算方法を考えてみましょう!
これは、高校1年の数学Aで学習する「確率」なので、高2の生徒や中高一貫校の高1あるいは中3の生徒のみなさんは、すでに学習していることと思います。
また、簡単な場合の数や確率に関しては、中学2年生や小学生でも習いますので、中学入試や高校入試でも出題されることがありますが、今日は、高校の公式・計算で解きますので、小・中学生の確率の勉強は、また別の機会にいたしましょう。
さて、「ロト6のしくみ」の説明にもあるとおり、ロト6では、1から43までの43個の数字の中から6個の異なる数字を選ぶ組合せの問題となりますので、高校数学Aの公式に当てはめれば、43個の数字の中から6個の異なる数字を選ぶ組合せの数(分母)は
43C6 = 43×42×41×40×39×38/6×5×4×3×2×1
= 6,096,454通り
1等は、1通りしか当たりの組合せ(分子)がないので、当選確率は
1/6,096,454
2等は、6個の抽選数字のうち5個が一致して、残り1個は、6個の抽選数字以外のはずれ数字(43-6=)37個のうちボーナス数字として選ばれた1個で決定
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、
(6個の抽選数字から5個選ぶ場合の数)×(ボーナス数字1通り)
= 6C5 × 1
= 6×1 = 6
したがって、2等の確率は、6/6,096,454
3等は、6個の抽選数字のうち5個が一致して、残り1個は、6個の抽選数字と1個のボーナス数字以外のはずれ数字(43-6-1=)36個のうちのどれでもよい1個
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、(6個の抽選数字から5個選ぶ場合の数)×(36個のはずれ数字から1個選ぶ場合の数)
= 6C5 × 36C1
= 6×36 =216
したがって、3等の確率は、216/6,096,454
4等は、6個の抽選数字のうち4個が一致して、残り2個は、6個の抽選数字以外のはずれ数字(43-6=)37個のうちのどれでもよい2個(4等以下は、ボーナス数字が関係ない)
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、(6個の抽選数字から4個選ぶ場合の数)×(37個のはずれ数字から2個選ぶ場合の数)
= 6C4 × 37C2
= (6×5×4×3/4×3×2×1)×(37×36/2×1)
= 15×666 = 9990
したがって、4等の確率は、9990/6,096,454
5等の求め方は省略。 高校生読者の方は、各自でチャレンジしてみてくださいね!
1等の確率の求め方は、高校数学の公式を用いれば簡単ですが、逆に2等~5等の確率の方が頭をひねるかもしれませんね。
とはいえ、東大、京大、早稲田、慶応、医学部など難関大学を目指している高2・高3の生徒は、楽勝で解いてほしいと思います!
重吉も、自宅でキリンが飼えるよう、次はロト6の1等当選目指して頑張ります!!
(香取シンゴか!?
)
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41 43 のうちの4個(04 33 41 43 )と一致しているので、4等当選です!
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これも、宝くじの下に敷いている「幸運の四葉のクローバー


さて、ロト6の4等1万6000円当選で浮かれている重吉ですが、もし、6個の数字全てが一致していたら、1等賞金1億2000万円で、「カリスマイ塾講師」は確実に脱却できましたね! 惜しい!

では、ロト6の1等が当たる確率とは、どれくらいなのでしょうか?

まずは、「ロト6」の仕組みを見ていくことになりますが、みずほ銀行の宝くじHPによると、
「ロト6のしくみ」(みずほ銀行の宝くじHPリンク)
「ロト6では、1から43までの43個数字の中から選んだ異なる6個の数字(申込数字)と抽せん数字が一致している個数によって、1等から5等までの当せんが決まります。抽せんされるのは6個の本数字と、2等の当せんを決定する場合だけに使用される1個のボーナス数字です。」
とあり、当選確率は、
1等(申込数字が本数字に6個全て一致)・・1/6,096,454
2等(申込数字6個のうち5個が本数字に一致し、さらに申込数字の残り1個がボーナス数字に一致)・・6/6,096454
3等(申込数字6個のうち5個が本数字に一致)・・216/6,096,454
4等(申込数字6個のうち4個が本数字に一致)・・9,990/6,096,454
5等(申込数字6個のうち3個が本数字に一致)・・155,400/6,096,454
となっており、1等当選確率は、609万6454分の1で、4等609万6454分の9990=約615分の1なので、1等は4等の約1万倍当たり難いことになりますね! 4等から1等への道は遠いなあ・・

さて、それでは、受験ブログらしく、1等の当選確率の計算方法を考えてみましょう!

これは、高校1年の数学Aで学習する「確率」なので、高2の生徒や中高一貫校の高1あるいは中3の生徒のみなさんは、すでに学習していることと思います。
また、簡単な場合の数や確率に関しては、中学2年生や小学生でも習いますので、中学入試や高校入試でも出題されることがありますが、今日は、高校の公式・計算で解きますので、小・中学生の確率の勉強は、また別の機会にいたしましょう。
さて、「ロト6のしくみ」の説明にもあるとおり、ロト6では、1から43までの43個の数字の中から6個の異なる数字を選ぶ組合せの問題となりますので、高校数学Aの公式に当てはめれば、43個の数字の中から6個の異なる数字を選ぶ組合せの数(分母)は
43C6 = 43×42×41×40×39×38/6×5×4×3×2×1
= 6,096,454通り
1等は、1通りしか当たりの組合せ(分子)がないので、当選確率は
1/6,096,454
2等は、6個の抽選数字のうち5個が一致して、残り1個は、6個の抽選数字以外のはずれ数字(43-6=)37個のうちボーナス数字として選ばれた1個で決定
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、
(6個の抽選数字から5個選ぶ場合の数)×(ボーナス数字1通り)
= 6C5 × 1
= 6×1 = 6
したがって、2等の確率は、6/6,096,454
3等は、6個の抽選数字のうち5個が一致して、残り1個は、6個の抽選数字と1個のボーナス数字以外のはずれ数字(43-6-1=)36個のうちのどれでもよい1個
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、(6個の抽選数字から5個選ぶ場合の数)×(36個のはずれ数字から1個選ぶ場合の数)
= 6C5 × 36C1
= 6×36 =216
したがって、3等の確率は、216/6,096,454
4等は、6個の抽選数字のうち4個が一致して、残り2個は、6個の抽選数字以外のはずれ数字(43-6=)37個のうちのどれでもよい2個(4等以下は、ボーナス数字が関係ない)
よって、分子(当たりの組合せ)の場合の数は、(6個の抽選数字から4個選ぶ場合の数)×(37個のはずれ数字から2個選ぶ場合の数)
= 6C4 × 37C2
= (6×5×4×3/4×3×2×1)×(37×36/2×1)
= 15×666 = 9990
したがって、4等の確率は、9990/6,096,454
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1等の確率の求め方は、高校数学の公式を用いれば簡単ですが、逆に2等~5等の確率の方が頭をひねるかもしれませんね。
とはいえ、東大、京大、早稲田、慶応、医学部など難関大学を目指している高2・高3の生徒は、楽勝で解いてほしいと思います!
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