フィギュアスケートと計算ミスの減点をなくせ!
2012年12月10日
重吉 at 12:18 | Comments(0) | 算数・数学
今日は12月10日なので、今年も残り3週間ほどとなりましたね!
今週末12/16(日)には、早稲田佐賀高校の推薦入試ということで、JKBもいよいよ入試モード突入といった感じになってきました!
さて、入試も近づき、受験生には、残り少ない塾のテストや志望校過去問演習で、1点でも多く点数をもぎ取ってほしいと願う親御さんや塾の先生は多いと思いますが、
なぜ、こんな時期に、こんなケアレスミスを!!
と思うことのひとつに、「計算ミス」がありますね・・
ベネッセ(HPリンク)の「中学合格格言コラム」に、その解決法のアドバイスが書かれていますので、参考にしてみてくださいね!
文章題は理解しているのに、計算のミスで減点されます
[中学受験合格言コラム] (2012.12.3「ベネッセ教育情報サイト」
ここに取り上げられている相談者は、5年生の保護者の方ですが、計算ミスが多いのは、小学生だけでなく、もちろん、中学生にも高校生にも多いですね・・
例えば、「5X=2」という方程式を解く場合、
「5XをX(=1X)にするには、どうすればいい?」
「両辺を5で割る!」
「そう! 左辺は、5X÷5=Xになって、右辺の2も5で割るね。
じゃあ、2÷5は?」
「5/2(2分の5)」
「逆や!!
(2/5 5分の2)」
上のように、割り算を分数に直す場面で、分子・分母を逆に書くミスを、小6の受験生だけでなく、中学生でもやらかす日にゃあ、父ちゃん、情けなくて、涙出てくらあ・・
(って、独身ですが・・)
また、「1.23X10」や「1.23÷100」などを筆算で解く中学生もたまにいます・・
小数点の移動という概念を忘れているのか・・
逆に、計算が得意なため、暗算で解こうとして、計算ミスが出たり、時間がかかりすぎる小学生などもいます。
上のような、10倍や100で割るなどは暗算でできて当たり前なのですが、ちょっと大きな数の計算は、足し算、引き算でもきちんと筆算で解いた方が、速いですし、正確ですからね!
日頃の勉強で暗算するなとは言いませんが、決められた時間内に、効率よく点数を稼がなければならないテストや入試では、スピードと正確性を重視して、きちんと筆算して欲しいと思います。
また、日頃から、式を書かなくてもよい問題でも式を書いたり、(1)の筆算の計算はどこに書いたか、(2)はどこか?など分かるようにして、問題を解くようにしましょう!
そうすれば、テストで見直しの時も、効率よく速くできますし、日頃の勉強でもどこで間違えたか分かりますからね。
しかし、算数・数学の成績が良くない生徒は、式を書いていなかったり、筆算の計算式を空いたスペースにごちゃごちゃに書いたりして、後でどこに書いたか探すのに時間がかかったりします。
そして、そんな生徒に限って、筆算の列が曲がっていたり、数字が小さい、汚いなどで、計算ミスしていることが多いように思われます・・
また、上のベネッセの記事にも書かれていますが、計算ミスの得点により、どれぐらい成績が上がるかは、重吉もよく言います。
「平均点より10点以上低いと言っても、大問1の小問計算でミスした3問があってれば、3点×3問で9点は、すぐ上がるよ!
それに、先生の説明聞いて、
「なんだ、これ簡単やったけん、解けとった。もったいなかった!
」
って思った問題が、2,3問あったやろ?
それもしっかり取れとったら、平均どころか、偏差値55ぐらいまではすぐ上がるんよ!
」
というアドバイスをした次のテストで、計算ミスが減って、標準的な問題をガッチリ取って、偏差値55ぐらいに上がった生徒も実際にいますからね!
また、1点を争う入試では、1問でも多く解かなければ、合格できないという焦りから、スピード重視で、難問も含め、全部解こうとする生徒も多いと思いますが、難関私立校入試は、6割~7割の得点率の勝負なので、3割ぐらいは解けない問題があってもいいのです!
それよりも、解けた問題の見直しをしっかりやって、計算ミスを修正したり、標準的な問題の取りこぼしをなくしましょう!
難問を解いた3点も、計算ミスを修正して命拾いした3点も、同じ3点には変わりないのですから!
ところで、冬の花形スポーツのフィギュアスケートで、大技のジャンプを失敗しても、他のジャンプやステップなどをきっちり決めて優勝した選手がいますよね!
逆に、自分以外に誰も跳ぶことができない大技のジャンプを跳べても、他の演技でミスが出たり、雑になったりで、点数を取りこぼして、優勝に届かなかった選手もいますよね・・
このように、入試でもフィギュアスケートでも、完全なパフォーマンスができないときの方が多いと思いますが、そんなときに、どれだけミスをカバーし、できることに全力を尽くすかに、栄冠がかかっているのだと思います!
*ちなみに、フィギュアスケートの「フィギュア(figure)」とは、英語で、「 スケートフィギュア(氷上に描く図形)、フィギュアダンスをする」などの意味とともに、「数字、図形、計算をする」などの算数・数学的な意味もあるんですよ!
figure(ヤフー辞書リンク)
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の件ですが、数名の1期生読者の方からご協力のメールをいただきました!!
ありがとうございます!! m(_ _)m
また、高校1期生読者の方からだけではなく、他の学年の2期生・3期生読者の方からも、JKBクリスマスプレゼント用グッズを送っていただいたり、受験生向けの勉強法などを教えていただいたりして、ご協力いただいております!
JKBは、先輩読者のみなさまから後輩読者、受験生読者のみなさまへのタスキのつながりによって、足掛け4年以上続いてきましたので、読者のみなさまのご協力に感謝いたします!! m(_ _)m
早稲田佐賀中・高受験生や早稲田佐賀中・高の後輩読者さんのために、
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早稲田佐賀高1期生の大きな一歩と小さなプレゼント募集
(2012.11.25リンク)
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さて、入試も近づき、受験生には、残り少ない塾のテストや志望校過去問演習で、1点でも多く点数をもぎ取ってほしいと願う親御さんや塾の先生は多いと思いますが、
なぜ、こんな時期に、こんなケアレスミスを!!

と思うことのひとつに、「計算ミス」がありますね・・

ベネッセ(HPリンク)の「中学合格格言コラム」に、その解決法のアドバイスが書かれていますので、参考にしてみてくださいね!

文章題は理解しているのに、計算のミスで減点されます
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ここに取り上げられている相談者は、5年生の保護者の方ですが、計算ミスが多いのは、小学生だけでなく、もちろん、中学生にも高校生にも多いですね・・

例えば、「5X=2」という方程式を解く場合、
「5XをX(=1X)にするには、どうすればいい?」
「両辺を5で割る!」
「そう! 左辺は、5X÷5=Xになって、右辺の2も5で割るね。
じゃあ、2÷5は?」
「5/2(2分の5)」
「逆や!!

上のように、割り算を分数に直す場面で、分子・分母を逆に書くミスを、小6の受験生だけでなく、中学生でもやらかす日にゃあ、父ちゃん、情けなくて、涙出てくらあ・・

また、「1.23X10」や「1.23÷100」などを筆算で解く中学生もたまにいます・・


逆に、計算が得意なため、暗算で解こうとして、計算ミスが出たり、時間がかかりすぎる小学生などもいます。
上のような、10倍や100で割るなどは暗算でできて当たり前なのですが、ちょっと大きな数の計算は、足し算、引き算でもきちんと筆算で解いた方が、速いですし、正確ですからね!
日頃の勉強で暗算するなとは言いませんが、決められた時間内に、効率よく点数を稼がなければならないテストや入試では、スピードと正確性を重視して、きちんと筆算して欲しいと思います。
また、日頃から、式を書かなくてもよい問題でも式を書いたり、(1)の筆算の計算はどこに書いたか、(2)はどこか?など分かるようにして、問題を解くようにしましょう!

そうすれば、テストで見直しの時も、効率よく速くできますし、日頃の勉強でもどこで間違えたか分かりますからね。
しかし、算数・数学の成績が良くない生徒は、式を書いていなかったり、筆算の計算式を空いたスペースにごちゃごちゃに書いたりして、後でどこに書いたか探すのに時間がかかったりします。
そして、そんな生徒に限って、筆算の列が曲がっていたり、数字が小さい、汚いなどで、計算ミスしていることが多いように思われます・・

また、上のベネッセの記事にも書かれていますが、計算ミスの得点により、どれぐらい成績が上がるかは、重吉もよく言います。
「平均点より10点以上低いと言っても、大問1の小問計算でミスした3問があってれば、3点×3問で9点は、すぐ上がるよ!

それに、先生の説明聞いて、
「なんだ、これ簡単やったけん、解けとった。もったいなかった!

って思った問題が、2,3問あったやろ?
それもしっかり取れとったら、平均どころか、偏差値55ぐらいまではすぐ上がるんよ!


というアドバイスをした次のテストで、計算ミスが減って、標準的な問題をガッチリ取って、偏差値55ぐらいに上がった生徒も実際にいますからね!
また、1点を争う入試では、1問でも多く解かなければ、合格できないという焦りから、スピード重視で、難問も含め、全部解こうとする生徒も多いと思いますが、難関私立校入試は、6割~7割の得点率の勝負なので、3割ぐらいは解けない問題があってもいいのです!
それよりも、解けた問題の見直しをしっかりやって、計算ミスを修正したり、標準的な問題の取りこぼしをなくしましょう!
難問を解いた3点も、計算ミスを修正して命拾いした3点も、同じ3点には変わりないのですから!

ところで、冬の花形スポーツのフィギュアスケートで、大技のジャンプを失敗しても、他のジャンプやステップなどをきっちり決めて優勝した選手がいますよね!

逆に、自分以外に誰も跳ぶことができない大技のジャンプを跳べても、他の演技でミスが出たり、雑になったりで、点数を取りこぼして、優勝に届かなかった選手もいますよね・・

このように、入試でもフィギュアスケートでも、完全なパフォーマンスができないときの方が多いと思いますが、そんなときに、どれだけミスをカバーし、できることに全力を尽くすかに、栄冠がかかっているのだと思います!

*ちなみに、フィギュアスケートの「フィギュア(figure)」とは、英語で、「 スケートフィギュア(氷上に描く図形)、フィギュアダンスをする」などの意味とともに、「数字、図形、計算をする」などの算数・数学的な意味もあるんですよ!

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