早稲田佐賀受験は、ラ・サール・附設組、首都圏組との戦い!

2010年12月09日

 重吉 at 11:18 | Comments(3) | 早稲田佐賀中・高
一昨日の早実女子さんの復帰で、中央線さんマナさんとあわせて、謹慎中のエビゾー以外、第1期ブログ時代の役者が揃った感じですが(エビゾーは第1期ブログ時代にもいなかったって?confident)、よく考えてみると、早稲田佐賀中・高が開校してなければ、私も第1期ブログを書くことはなかったので、この3人との出会いも読者の皆様との出会いもなかったことでしょう。

それに、もし、早稲田佐賀中・高開校という話がなければ、私は自分の中・高、浪人時代をこれほど悔やむこともなく、当ブログも書かなかったでしょうし、母校とはいえ「久留米附設中・高絶対攻略!!」などのブログを代わりに書いたということもなかったでしょう。

しかし、バリバリの進学校であるラ・サールや久留米附設とは異質の、半エスカレーター式の有名大学の系属校である早稲田佐賀中・高開校を知って、「早稲田大学現役合格という保険をかけて、東大・京大受験を目指せるなんて、こんなお得な学校はない!」といううらやましい気持ちと、「オレの中・高、浪人時代の苦労はなんだったんだ・・」という虚しい気持ちから、

「東大、京大や医学部に現役合格できるのは、難関校といえど、一握りのトップ層だ。 
自分のように、結局浪人して、慶応大学進学ならば、受験勉強一本ではない余裕のある中・高生活を送った上で、現役推薦で早稲田大学に進学できる早稲田佐賀は魅力的だなあhappy02


と意識が変わったこともあって、2008年8月に第1期ブログを書き始めたのでした。

そして、その早稲田佐賀中・高は、首都圏入試も実施するということだったため、早実女子さん中央線さんマナさんら首都圏のトップレベルの受験生の優秀さや勉強法にビックリするとともに、参考にするようになったのです。

しかし、もし、早稲田佐賀の入試が唐津本校だけで行われるのでしたら、

首都圏の受験生って、スゴイですね! 首都圏の受験競争って、厳しいですね!(ばってん、九州はそがん厳しゅうなかけん・・confident)」

と、よその国の話か、遠い将来の大学受験での話だと思って、それほど参考にしなかったかもしれません。

そういう意味では、早稲田佐賀の首都圏入試が実施されるため、私や九州の受験生・保護者のみなさんが、今まで意識する必要がなかった首都圏の受験生のすごさや勉強法を意識するようになったのだと思います。

また、九州内の受験に関しても、「国立大附属中、県立中高一貫校、県立トップ高受験組」、「ラ・サール、久留米附設などの難関私立受験組」「地元中堅私立受験組」と、比較的はっきり色分けがされていたところに、全国的人気ブランドの早稲田大学系属校として、「早稲田佐賀中・高」が開校したため、その垣根を越えて、幅広い受験者層が同じ土俵で勝負を繰り広げることになりました。

今までなら、「4時間も5時間も平気で勉強する生徒」とは、同じ土俵で勝負する必要がなかったので、そんなに長く勉強する必要も、有名進学塾でなくても良かったかもしれませんが、早稲田佐賀を受験するのならば、そういう4時間も5時間も平気で勉強する「ラ・サール、久留米附設などの難関私立受験組」に加えて、「首都圏受験組」とも同じ土俵で勝負しなければならないのですから、もはや「違うレベルの生徒の話だから、うちの子には関係ない」とは言えないのです。 

このように、首都圏組や九州内の幅広い受験者層が同じ土俵で勝負するのですから、この点でも、昨年までの九州内の受験とは意識を変えなければなりません。

例えば、斎藤佑ちゃんの早稲田大学と重吉の慶応大学とで50年ぶりに優勝決定戦を戦った秋の六大学野球を見たり、お正月の箱根駅伝を見て、「早稲田で野球をしたい!baseball」「早稲田で箱根を走りたい!sportsと突然思ったとしても、小・中・高で野球・陸上漬けで、甲子園や都大路に出場したようなトップレベルの選手がライバルだったりするわけで、後から遅れてきた上に、「こんなにレベルが高いとは思わなかった・・gawkでは、勝負にならないでしょう。

先日紹介した「週刊ダイヤモンド」にも書かれていたように(「伸びる!お得! 中高一貫校・高校ランキング」2010.11.13リンク)、早稲田佐賀中・高は来年以降人気が上がっていくと思いますが、人気だというので、突然思い立って受験したら、周りは「甲子園・都大路レベル」「ラ・サール、附設組」「首都圏組」ばかりで、歯が立ちませんでした・・gawkということになりかねません。

というわけで、早稲田佐賀第2期、第3期以降の受験生は、高いレベルのライバルとぶつかるということを意識して、受験勉強を頑張ってほしいと思います。


*先日ご紹介した「開成番長」繁田先生「開成番長から国語の勉強法を学ぼう!」2010.11.19リンク)のネット記事の続きもアップされています!

『開成番長』が語るギャンブル漬け人生 ⑤
(msnマネー×ゆかしメディアリンク)

*読者の皆様のご協力、ご声援をよろしくお願いいたします!! m(_ _)m 
重吉 「重吉からのお願い」(2010.12.4リンク)

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この記事へのコメント
重吉先生 こんばんは

九州は国立志向ということですが、早稲田を評価されている方も多いのではないでしょうか。

私と同学年に九州出身で、中等部のときに上京し、下宿して通学している人がいます。学年トップクラスの成績で、ものすごく優秀です。受験すればラサールも夢ではなかったと思います。お父さんの方針で早稲田か慶応を志望し、最初に受かった早稲田にしたと言っていました。今だったら早稲田佐賀を受験したのかもしれませんね。

首都圏の受験生との戦いと重吉先生が書かれていますが、首都圏からの受験生は、多分早稲田系の学校を志望している人だろうと思います。早稲田をめざす仲間として、九州の方も負けずに頑張ってほしいと思います。

早実女子さん 久しぶりですね
高入の方は受験勉強しただけあって英語に強いですが、最初数学で苦労しているようでした。確か政経志望でしたよね。政治ですか、経済ですか、経済だと数学が必須になると思うので、高等部でも頑張ってください。
Posted by 中央線 at 2010年12月09日 20:44
重吉先生、こんばんは。

お誉めの言葉に浮かれて努力を怠らないようにこれからも頑張ります!(^^)

中央線先輩が書かれたように、早稲田佐賀受験生の首都圏組には「何が何でも早稲田!やっぱり早稲田!」という方が少なくないと思います。第一志望か第二志望か人それぞれ(多くは自宅通学できる首都圏の早稲田附系属校を第一志望?)だと思いますが、早稲田佐賀は試験日が早いので、併願する人が多いでしょう。
九州の受験生でも、大学は国公立か早慶を志望する人が早稲田系属校の早稲田佐賀を第一志望にしてくるでしょうね。
不況で就職難ですが、全国の大学生の平均就職内定率に比べ、早慶は高いそうです。また、早大は国内外の大学との学術交流がさかんですから、多様な学習機会に恵まれていると思います。
早稲田佐賀高の二期生の方と早大で同級生になれる日を楽しみにしています♪


中央線先輩、アドバイスを頂きましてありがとうございます!
希望進路に進めるように、頑張ります。
来年度には、大学の様子を教えて頂けると嬉しいです!
中央線先輩は春から早大競走部の平賀選手にキャンパスで会うかも知れないんですよね?千葉国際でも優勝に貢献する活躍をされていましたが、箱根でも大活躍して下さるといいですよね!
Posted by 早実女子 at 2010年12月10日 00:27
こんにちは、中央線さん、早実女子さん。

>九州は国立志向ということですが、早稲田を評価されている方も多いのではないでしょうか。<

もちろん多いと思いますが、不況などにより、「物価の高い東京」、「国立より高い私立」という経済的な面がマイナスに影響しているのかもしれませんね。

>首都圏からの受験生は、多分早稲田系の学校を志望している人だろうと思います。<

>中央線先輩が書かれたように、早稲田佐賀受験生の首都圏組には「何が何でも早稲田!やっぱり早稲田!」という方が少なくないと思います。第一志望か第二志望か人それぞれ(多くは自宅通学できる首都圏の早稲田附系属校を第一志望?)だと思いますが、早稲田佐賀は試験日が早いので、併願する人が多いでしょう。<

お二人とも書かれてますように、首都圏の早稲田系の志望者がライバルとなります。

早稲田実業や高等学院、附属中、早稲田中とも、ラ・サール以上のレベルですから、やはり九州の受験生は気が抜けませんね!
Posted by 重吉重吉 at 2010年12月10日 09:51
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