早稲田佐賀中高開校記念:早稲田大学野球部講演会
2010年08月24日
重吉 at 00:49 | Comments(2) | 早稲田大学
8/22(日)に早稲田大学野球部による講演会が唐津市で行われましたが、スポーツネタ満載の夏の日曜日だった上、「球界引退後に政治家になりたい」と語った昨秋の早稲田摂陵中・高での講演会と異なり、ハンカチ王子斎藤佑樹投手から進路について具体的な発言がなかっただけに、報道各社の今回の講演会の扱いは小さかったようです。(やはり、慶応大学院進学発言もなかったか・・
)
昨秋、斎藤投手の政治家発言を一面で取り上げた日刊スポーツは、今年は小さなベタ記事さえありませんでしたからね・・

それでも、地元紙には報道されていたので、ご紹介しますね!(写真はクリックすると大きくなります。 右:佐賀新聞 左:西日本スポーツ いずれも2010.8.23の紙面)
「早稲田中学・高校開校記念 早大野球部が来佐」
(2010.8.23佐賀新聞より)
早稲田大野球部が22日、系列の早稲田佐賀中学・高校の開校を記念して、佐賀を訪れ、同校のある唐津市で講演した。
市民ら約千人が見つめる中、主将の斎藤佑樹投手(4年生)や、佐賀北高出身の市丸大介捕手(3年生)らが白球に込める熱い思いを語った。
部員らは午前中、早大を創設した大隈重信にまつわる資料を紹介する佐賀市の大隈記念館を訪問。
隣接する生家も熱心に見学した斎藤投手は「勉強部屋まで見ることができ、すごく感動したし、心が清められた。 大隈さんのように日本を背負うような人になりたいとあらためて思った」と語った。
「斎藤、大石らが講演 早稲田佐賀中高開校を記念」
(2010.8.23西日本スポーツより)
早大野球部の斎藤佑樹主将、福岡ソフトバンクが今秋ドラフトの1位候補にリストアップする大石達也(福岡大大濠高出身)、2007年夏の甲子園を制した佐賀北高で主将だった市丸大介の3選手と、応武篤良監督による講演会が22日、佐賀県唐津市の市民会館であった。
参加者から「12球団のうち、どこの話を聞きたいか」との際どい質問が飛び出すと、2人は苦笑い。 応武監督が「答えられません」と助け舟を出す一幕もあった
ハンカチ王子が来場 元佐賀北高 市丸選手も 早大野球部が講演会 唐津市
(2010.8.23 西日本新聞リンク)
“ハンカチ王子”の愛称で知られる早稲田大学野球部主将の斎藤佑樹選手など同大野球部の3選手と応武篤良監督の4人による講演会が22日、唐津市西城内の市民会館であり、同校関係者や市民など約千人が詰め掛けた。
講演会は今年4月、同市に早稲田佐賀中高が開講したのを記念して開かれた。
また、早稲田佐賀中オープンスクール参加コメント(2010.7.26)をくださった当ブログ読者の「めし丸の父さん」が、今回の「第2回大隈記念講演会・早稲田大学野球部講演会」の参加コメントも書き込んでくださったので、ご紹介しますね!
>行ってきました。
「第2回大隈記念講演会・早稲田大学野球部講演会」
その様子や感想などを、思いつくままに書いてみたいと思います。
14時受付開始の1時間ほど前には、既に並んでいる人が数十人いました。
そう言う私たちも、会場の唐津市民会館には12時半には到着し、
曳山展示場などを見学し、30分前から並びましたが・・・
プログラムは以下のとおり。
・開会(15:00)
・開会挨拶
溝上芳秋(早稲田佐賀中学・高等学校 校長)
坂井俊之(唐津市長)
・講演(トークセッション形式)
講演者 早稲田大学野球部
應武篤良 監督
斎藤佑樹 選手
大石達也 選手
市丸大介 選手
コーディネーター
森 洸(STSアナウンサー)
・閉会(16:30)
開会の前に、15分ほどのDVD映像が流されました。
内容は、昨年秋に放送された「報道ステーション」の早稲田大学野球部を特集で取り上げたもの。
その後、プログラム通りに開会挨拶などがあり、いよいよトークセッションへ。
講演のタイトルは「白球にこめる文武両道の精神」。
應武監督以下、選手たちも自身の経験を交えながら、野球と勉強の両立がいかに大切かを話してくれました。
應武監督曰く、
「野球は頭が良い人がうまくなる。」
野球には、観察力や研究力、洞察力などが必要で、頭がよくないと上手くならないそうです。
また、野球部員達には、必ず授業には出て、きちんと卒業しろと言うそうです。
大学卒業後、たとえプロに進んだとしても40歳までできるかどうか・・・
そのあとの20~30年間の生活を考えると、早稲田大学で勉強し卒業したことが大いに役に立つはずだ、と。
選手たちの言葉も、大変勉強になりました。
まず、大石選手の
「やらされるより、やる方が自分の力になる。」
これは、高校時代の野球の練習についての話でしたが、何も野球に限らず、勉強でも同じことですよね。
人からやらされるより、自主的に取り組んだ方が、力がつくはずです。
市丸選手は、
「キツイことも楽しもう。」
これも高校時代や現在の早稲田大学野球部での練習に対しての話ですが、
こういう前向きな姿勢が、挫折を味わっても、より成長する力になるんでしょうね。
斎藤選手は、
「8時間を野球の練習、8時間は睡眠だとしても、あと残り8時間をどう使うか。」
毎日のハードな野球の練習の中で、勉強の時間をどう作っているのか、という問いかけに対する答えがこれでした。
野球漬けと言っても、一日中練習しているわけではないので、要は時間をいかに有効に使うか、ということでしょう。
そんな斎藤選手は、早稲田大学野球部入部以来、一度も練習を休んだことがないそうです。
これは監督さんが話されていましたが、一日も休んだことがないのは、監督経験の中で初めてだそうです。
そんな日々の努力が成果に現れているのでしょうし、栄えある100代目主将に選ばれる所以でもあるのでしょう。
他にもいろんな話がありましたが、とりあえずはこのくらいで。
講演終了後、舞台のそでに下がっていく斎藤選手は、一度振り返り深く礼をして去って行きました。さすがです。
ちなみに、今日(22日)の午前中、斎藤選手たちは市丸選手の実家を訪問したそうです。
市丸選手の実家はお菓子屋さんだそうですが、そりゃあもう大歓迎だったでしょうね。
斎藤選手や大石選手は4年生ということもあり、進路については明言しませんでしたが、
卒業後も野球を続けたいと言っていたので、当然プロで二人の姿を見ることができると思っています。
できれば、斎藤選手、大石選手のどちらかホークスに来ていただけると、ありがたいんですが。
Posted by めし丸の父 at 2010年08月22日 22:20 <
早稲田大学野球部ご一行は、佐賀市の大隈記念館だけではなく、市丸選手のご実家にまで訪問されてたんですね!
めし丸の父さん、前回の早稲田佐賀中オープンスクール参加コメントに引き続き、今回も詳しい参加コメントをありがとうございました!! m(_ _)m
さて、ここ最近、ハンカチ王子の唐津講演ネタばかりの、ミーハーブログと化してましたが
、夏休みも残すところ約1週間です!
本格的受験勉強が始まる2学期に向け、次回からは受験ブログに戻りたいと思いますので、読者のみなさんも、徐々に受験モードに気持ちを切り替えていってくださいね!!

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昨秋、斎藤投手の政治家発言を一面で取り上げた日刊スポーツは、今年は小さなベタ記事さえありませんでしたからね・・

それでも、地元紙には報道されていたので、ご紹介しますね!(写真はクリックすると大きくなります。 右:佐賀新聞 左:西日本スポーツ いずれも2010.8.23の紙面)
「早稲田中学・高校開校記念 早大野球部が来佐」
(2010.8.23佐賀新聞より)
早稲田大野球部が22日、系列の早稲田佐賀中学・高校の開校を記念して、佐賀を訪れ、同校のある唐津市で講演した。
市民ら約千人が見つめる中、主将の斎藤佑樹投手(4年生)や、佐賀北高出身の市丸大介捕手(3年生)らが白球に込める熱い思いを語った。
部員らは午前中、早大を創設した大隈重信にまつわる資料を紹介する佐賀市の大隈記念館を訪問。
隣接する生家も熱心に見学した斎藤投手は「勉強部屋まで見ることができ、すごく感動したし、心が清められた。 大隈さんのように日本を背負うような人になりたいとあらためて思った」と語った。
「斎藤、大石らが講演 早稲田佐賀中高開校を記念」
(2010.8.23西日本スポーツより)
早大野球部の斎藤佑樹主将、福岡ソフトバンクが今秋ドラフトの1位候補にリストアップする大石達也(福岡大大濠高出身)、2007年夏の甲子園を制した佐賀北高で主将だった市丸大介の3選手と、応武篤良監督による講演会が22日、佐賀県唐津市の市民会館であった。
参加者から「12球団のうち、どこの話を聞きたいか」との際どい質問が飛び出すと、2人は苦笑い。 応武監督が「答えられません」と助け舟を出す一幕もあった
ハンカチ王子が来場 元佐賀北高 市丸選手も 早大野球部が講演会 唐津市
(2010.8.23 西日本新聞リンク)
“ハンカチ王子”の愛称で知られる早稲田大学野球部主将の斎藤佑樹選手など同大野球部の3選手と応武篤良監督の4人による講演会が22日、唐津市西城内の市民会館であり、同校関係者や市民など約千人が詰め掛けた。
講演会は今年4月、同市に早稲田佐賀中高が開講したのを記念して開かれた。
また、早稲田佐賀中オープンスクール参加コメント(2010.7.26)をくださった当ブログ読者の「めし丸の父さん」が、今回の「第2回大隈記念講演会・早稲田大学野球部講演会」の参加コメントも書き込んでくださったので、ご紹介しますね!
>行ってきました。
「第2回大隈記念講演会・早稲田大学野球部講演会」
その様子や感想などを、思いつくままに書いてみたいと思います。
14時受付開始の1時間ほど前には、既に並んでいる人が数十人いました。
そう言う私たちも、会場の唐津市民会館には12時半には到着し、
曳山展示場などを見学し、30分前から並びましたが・・・
プログラムは以下のとおり。
・開会(15:00)
・開会挨拶
溝上芳秋(早稲田佐賀中学・高等学校 校長)
坂井俊之(唐津市長)
・講演(トークセッション形式)
講演者 早稲田大学野球部
應武篤良 監督
斎藤佑樹 選手
大石達也 選手
市丸大介 選手
コーディネーター
森 洸(STSアナウンサー)
・閉会(16:30)
開会の前に、15分ほどのDVD映像が流されました。
内容は、昨年秋に放送された「報道ステーション」の早稲田大学野球部を特集で取り上げたもの。
その後、プログラム通りに開会挨拶などがあり、いよいよトークセッションへ。
講演のタイトルは「白球にこめる文武両道の精神」。
應武監督以下、選手たちも自身の経験を交えながら、野球と勉強の両立がいかに大切かを話してくれました。
應武監督曰く、
「野球は頭が良い人がうまくなる。」
野球には、観察力や研究力、洞察力などが必要で、頭がよくないと上手くならないそうです。
また、野球部員達には、必ず授業には出て、きちんと卒業しろと言うそうです。
大学卒業後、たとえプロに進んだとしても40歳までできるかどうか・・・
そのあとの20~30年間の生活を考えると、早稲田大学で勉強し卒業したことが大いに役に立つはずだ、と。
選手たちの言葉も、大変勉強になりました。
まず、大石選手の
「やらされるより、やる方が自分の力になる。」
これは、高校時代の野球の練習についての話でしたが、何も野球に限らず、勉強でも同じことですよね。
人からやらされるより、自主的に取り組んだ方が、力がつくはずです。
市丸選手は、
「キツイことも楽しもう。」
これも高校時代や現在の早稲田大学野球部での練習に対しての話ですが、
こういう前向きな姿勢が、挫折を味わっても、より成長する力になるんでしょうね。
斎藤選手は、
「8時間を野球の練習、8時間は睡眠だとしても、あと残り8時間をどう使うか。」
毎日のハードな野球の練習の中で、勉強の時間をどう作っているのか、という問いかけに対する答えがこれでした。
野球漬けと言っても、一日中練習しているわけではないので、要は時間をいかに有効に使うか、ということでしょう。
そんな斎藤選手は、早稲田大学野球部入部以来、一度も練習を休んだことがないそうです。
これは監督さんが話されていましたが、一日も休んだことがないのは、監督経験の中で初めてだそうです。
そんな日々の努力が成果に現れているのでしょうし、栄えある100代目主将に選ばれる所以でもあるのでしょう。
他にもいろんな話がありましたが、とりあえずはこのくらいで。
講演終了後、舞台のそでに下がっていく斎藤選手は、一度振り返り深く礼をして去って行きました。さすがです。
ちなみに、今日(22日)の午前中、斎藤選手たちは市丸選手の実家を訪問したそうです。
市丸選手の実家はお菓子屋さんだそうですが、そりゃあもう大歓迎だったでしょうね。
斎藤選手や大石選手は4年生ということもあり、進路については明言しませんでしたが、
卒業後も野球を続けたいと言っていたので、当然プロで二人の姿を見ることができると思っています。
できれば、斎藤選手、大石選手のどちらかホークスに来ていただけると、ありがたいんですが。
Posted by めし丸の父 at 2010年08月22日 22:20 <
早稲田大学野球部ご一行は、佐賀市の大隈記念館だけではなく、市丸選手のご実家にまで訪問されてたんですね!

めし丸の父さん、前回の早稲田佐賀中オープンスクール参加コメントに引き続き、今回も詳しい参加コメントをありがとうございました!! m(_ _)m
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この記事へのコメント
重吉先生、ご無沙汰しました。最近気がついたのですが、ブログを再開されたのですね。嬉しくなりました。
今日の記事には直接関係ないのですが、夏休みなので、今日今話題の映画「ハナミズキ」を見に行ってきました。8月21日に公開され、スタートから興行収入ランキング第1位の大ヒットになっているそうです。
北海道から上京し、早稲田大学に入学して成長していく女性と地元の漁師さんとの10年にわたる純愛物語です。受験には直接関係ありませんが、早稲田大学の構内や高田馬場、新宿界隈が何回も出てきて、早稲田を目指す方には興味があるかもしれませんね。
早稲田を舞台にした小説には、まだ読んでいませんが「人生劇場」や「青春の門」があり、最近では、村上春樹さんの「ノルウェーの森」などがあります。「ノルウェーの森」は現在フランス人の監督により大学構内で撮影が勧められているとテレビで言っていました。公開されたらぜひ見に行ってみたいなと思っています。
今日の記事には直接関係ないのですが、夏休みなので、今日今話題の映画「ハナミズキ」を見に行ってきました。8月21日に公開され、スタートから興行収入ランキング第1位の大ヒットになっているそうです。
北海道から上京し、早稲田大学に入学して成長していく女性と地元の漁師さんとの10年にわたる純愛物語です。受験には直接関係ありませんが、早稲田大学の構内や高田馬場、新宿界隈が何回も出てきて、早稲田を目指す方には興味があるかもしれませんね。
早稲田を舞台にした小説には、まだ読んでいませんが「人生劇場」や「青春の門」があり、最近では、村上春樹さんの「ノルウェーの森」などがあります。「ノルウェーの森」は現在フランス人の監督により大学構内で撮影が勧められているとテレビで言っていました。公開されたらぜひ見に行ってみたいなと思っています。
Posted by 中央線 at 2010年08月24日 18:30
こんにちは。 お久しぶりですね! 中央線さん。
第1期ブログでは、現役早稲田実業生として、新設校の早稲田佐賀受験生へ様々な応援やアドバイスをしていただき、本当にありがとうございました!! m(_ _)m
と同時に、突然のブログ閉鎖でご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした!! m(_ _)m
しかし、また第2期ブログに気付いてくださり、ブログを再開を喜んでいただけて、こちらも嬉しい限りです!^^
また、早稲田佐賀受験生や早稲田佐賀1期生のために、いろいろ応援やアドバイスをお願いいたします!! m(_ _)m
ところで、早稲田大学は、「ハナミズキ」や「人生劇場」や「青春の門」、村上春樹さんの「ノルウェーの森」などで映画の舞台になってるんですね?
慶応は何かあったかなあ??(苦笑)
第1期ブログでは、現役早稲田実業生として、新設校の早稲田佐賀受験生へ様々な応援やアドバイスをしていただき、本当にありがとうございました!! m(_ _)m
と同時に、突然のブログ閉鎖でご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした!! m(_ _)m
しかし、また第2期ブログに気付いてくださり、ブログを再開を喜んでいただけて、こちらも嬉しい限りです!^^
また、早稲田佐賀受験生や早稲田佐賀1期生のために、いろいろ応援やアドバイスをお願いいたします!! m(_ _)m
ところで、早稲田大学は、「ハナミズキ」や「人生劇場」や「青春の門」、村上春樹さんの「ノルウェーの森」などで映画の舞台になってるんですね?
慶応は何かあったかなあ??(苦笑)
Posted by 重吉
at 2010年08月25日 08:06

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