早稲田佐賀中・高絶対攻略でした！！

最近、夏のままの格好で寝ていると寒いため、毛布を一枚出してきて、丸まって寝ている重吉です。
昼夜の寒暖の差が大きくなってきましたので、読者の皆様、寝冷えや風邪に注意してくださいね！

そんなわけで、あんなに暑かった猛暑の日々もいつの間にか過ぎ去り、中・高では体育祭も終わり、受験の秋を迎えようとしていますが、

「体育祭も終わったから、もう思い残すことなく、受験勉強に突入だな！！」

と中３生にハッパをかけると、

「まだ、文化発表会があります！！」

と、反論・抵抗（？）の声が上がるのは毎年のことです・・

そんな中３生とは違い、高３生は、そろそろ目の色が変わってきています。　４ヶ月後には、センター試験です！　高３になってから５ヶ月が過ぎましたが、その期間よりも短い時間しか残っていません。　さすがに小６や中３生と違って、残り時間に対する意識や自分の成績と志望校までの距離感がつかめているようです。

とはいえ、みんながみんな、危機感を持っているとは限りませんので、のんびりしている生徒には、高３時に危機感がなかった先輩の話をして、緊張感を持たせています。　まあ、その先輩の話ってのは、もちろん私の話なんですけどね・・

＊下の文は、第１期ブログに書いた記事なので、覚えのある読者の方もいらっしゃるかもしれません。（絵文字の顔が現在のと違う！！）

慶応大学出身のくせに早稲田早稲田と毎日書いてる私重吉ですが、私ももちろん私学の雄・早稲田大学を受験しています！！（落ちたけど・・）

現役のときは、全く実力が足りず、国立大学対策さえ満足にできていなかったため、早稲田大学は未受験。　１浪の時は、法学部を受けましたが、不合格・・　
２浪の時は政治経済学部を受けましたが、またも不合格・・　同じ佐賀出身の大隈重信侯に２度も蹴られ、福沢諭吉先生に拾ってもらいました・・

上の私の受験結果を見て、法学部や政経学部、商学部、教育学部など、１年に３、４学部受ければよかったのに！とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、国立大学と違って、私立大学は学部によって入試問題がまるで違うため、数多く受ければ、それだけ多くの対策をしなければなりません。

それに浪人を重ねると、早稲田や慶応などの上ばかり見ておれず、いわゆる「滑り止め」という大学も数校受けるため、早稲田・慶応ばかり３つも４つも受けられなかったのです。　ですから、早稲田も慶応も希望の文系学部で相性の良さそうな入試形式の学部を１学部ずつだけ受験しました。

ところで、２浪というのはツライものでしたが、私が２浪時代を頑張れたのは３浪の先輩がいたおかげでした。　久留米附設中・高の１つ上の先輩でしたが、先輩・後輩というよりも浪人仲間という感じで、久留米附設高付属の浪人クラス（補習科・・すでに廃止）で、仲良くなりました。

私が１浪、先輩が２浪の年の受験結果は、私は全敗、２浪決定！！　で、先輩は東京の滑り止めの私立大学に１つ合格していました。　あまり聞いたことのない大学だなあと思いつつも、先輩はいいなあ、大学生か・・と、うらやましく思っていたところ、

「重吉、お前が２浪するなら、オレももう１年浪人する。　あの大学には行かない！！」

と先輩は言うのです。　私はビックリ仰天です！！　全敗した私は２浪せざるをえないのですが、先輩は３浪を回避する道があるのに、３浪を選ぶのです。　２浪でもすごいショックの私は、先輩の言葉と３浪に勇気付けられ、２浪時代を乗り越えられたのです。

そして、私２浪、先輩３浪の末、私は慶応大学に合格し、先輩は私が落ちた私立文系の最高峰早稲田大学政治経済学部に合格されたのです！！　失礼ながら、２浪時のあまり聞いたことない大学と３浪でつかまれた早稲田大学政治経済学部とでは雲泥の差です。　

しかし、私が先輩の立場なら、２浪時の大学進学を断念して、３浪を決断できたかどうか自信はありません。　それを思うと、先輩の決断と３浪時の努力には敬意を表しますし、先輩がいなければ、私は２浪時代を頑張りきれず、慶応大学にも合格していなかったことでしょう。　その点では先輩の決断には感謝・感謝です。

さらに、私が大学４年生の時に１年生で慶応大学に入学した久留米附設高校時代の同級生がいました。　２浪の私が４年生の時ですから、５浪です！！　浪人中、病気で入院していたこともあったようですが、５浪はスゴイですね～！！

と、このように、早稲田、慶応、東大、京大などは、２浪や３浪、たまに５浪なんていう学生もいるのです。　そんな苦労をするぐらいなら、レベルを下げて、現役・１浪ぐらいで行ける大学にしろという意見もあるでしょうが、２浪・３浪しても行くほどの価値や魅力があるのです。

こうして過去を振り返ってみると、やはり早稲田大学に現役で半数が進学できる早稲田佐賀中・高をうらやましく思わずにはいられません。　最近連絡を取ってませんが、きっと先輩も同じように思われていることでしょう。


＊第１期ブログでは、早稲田佐賀は、久留米附設やラ・サールなどに比べて実績がないと、よくコメントに書かれましたが、久留米附設の実績も現役オンリーではなく、私や先輩のような２浪・３浪の結果も積み上げられてできた努力と涙の結晶なのです

ですから、いかに実績校に進学しようと、２浪・３浪のムダな時間を費やして、結局、早稲田・慶応ならば、現役で早稲田大学に進学できる可能性が５０％もあるため、受験勉強一色に染まらず、早稲田大学進学後の将来の長期的展望を持って中・高時代を過ごせる早稲田佐賀中・高に魅力を感じるのは、私１人だけではないと思います。


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