勉強中の恐怖の体罰
2011年12月06日
重吉 at 11:44 | Comments(0) | 勉強の話
今日、朝の情報番組を見ていたところ、学校の成績のことで母親から厳しく体罰を受けていた韓国の受験生が、その母親を殺害したというニュースを放送していました。
「勉強しろ」と虐待する鬼母を高3が刺殺
(2011.12.1日刊スポーツリンク)
韓国の大学受験熱の高さは有名ですが、それもそのはず、韓国は、小・中・高入学は無試験だそうで、受験といえば、大学受験一発勝負なのだそうです。
しかも、韓国のトップ国立大学に合格するには、400点満点中395点以上取らなければならないそうです!!

まあ、教育制度や受験事情は、各国それぞれですが、教育に熱が入りすぎて、子どもに厳しくあたったり、体罰を加えるということは、日本でもあると思います。
数年前、関西の有名進学校の生徒が、成績低下を苦にして、自宅に火をつけて、家族が焼死したという痛ましい事件がありましたが、その家庭でも、父親が勉強を指導する際に、体罰を加えていたと当時報道されていました。
また、私の塾でも、成績が悪いと、親に叱られるという生徒がよくいますが、たまに、問題が分からないと、頭や手を叩かれると具体的に言う生徒もいました。
その生徒によると、問題が分からないと、叩かれるため、その恐怖で、問題を考える余裕がなくなり、ますます解けなくなり、さらに叩かれるの繰り返しのため、頭の中は、問題を考えることよりも、恐怖とそれから逃れることで一杯だったそうです・・
そういえば、恐怖で頭の中が一杯というのは、私も子どもの頃、経験があります。
中学生時代に、あるルール違反をしたということで、学校一怖い先生から呼び出されたのですが、座っている私の頭を後ろに立ったその先生がバシバシ平手で叩くのです。
見えない後ろに立たれ、先生の質問に対して私が答えるとバシッと一発
また答えると一発
それほど痛くないのですが、相手が見えない恐怖と、本気で痛い一発がいつ来るのかという恐怖と、早く終わってくれという気持ちで一杯で、何を聞かれても「はい」「はい」と答えていたところ、最後に本気で痛いのが一発来て、終わりました。
ホッとして、部屋を出た後に、同じ部屋にいた友達が言うには、最後の一発の時、
「なんでも「はい、はい」って、お前、オレをなめてんのか?
」
という先生の言葉に対しても、私は「はい」と答えていたそうです・・
ウソの笑い話のようですが、これは本当の話で、その時、私は、恐怖で、何を言われているのかも分からなくなり、とにかくその場から早く逃れたい一心で、何を聞かれても「はい」「はい」と答えていたのでした。
というわけで、親や先生が怒るにしても、せいぜい、一発ガツンとやるぐらいにしておきましょう
親や先生の怒りが長引くと、恐怖が増殖していき、恐怖が頭の中を支配し、何も考えられなくなりますし、次に勉強するときも、また怒られるのではないか?叩かれるのではないか?という恐怖がよみがえり、勉強どころではなくなるお子さんや生徒もいるかもしれませんからね。
また、あるJKB読者さんが子どもの頃、同じ塾に通っていた同級生が、久留米附設中に進学されたそうで、
「あそこのお母さんは3年生くらいから、勉強中に眠そうだったら、水かけてたっていつも言ってたよ。
あそこまでやらんと難関校は受からんってことよー。賢かったよねー」
「どこの大学行ったのかなー。今はどうしてるのかなー」
などと母親と話しながら、当時の彼の勉強振りやその母親の教育熱心さをご自分のお子さんの中学受験のお手本にされているそうですが、実は、その彼は、私と近い学年の同窓生で、私も知ってる人でした!
で、その彼はその後どうなったかというと、私と同じように、浪人して、あまり聞いたことがないような名の大学に進学したようです・・
というわけで、叩いて、水かけて、難関校の久留米附設に進学しても、誰もが現役で東大、京大、早慶、医学部、九大に合格できるとは限りません。
それどころか、浪人しても無理な場合も多いのです・・
そういう過去を振り返ってみても、学内競争があるとはいえ、他の進学校よりも余裕を持って、推薦で早稲田大学に現役進学できる早稲田佐賀中・高が魅力的だと感じる重吉でした。
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「勉強しろ」と虐待する鬼母を高3が刺殺
(2011.12.1日刊スポーツリンク)
韓国の大学受験熱の高さは有名ですが、それもそのはず、韓国は、小・中・高入学は無試験だそうで、受験といえば、大学受験一発勝負なのだそうです。
しかも、韓国のトップ国立大学に合格するには、400点満点中395点以上取らなければならないそうです!!


まあ、教育制度や受験事情は、各国それぞれですが、教育に熱が入りすぎて、子どもに厳しくあたったり、体罰を加えるということは、日本でもあると思います。
数年前、関西の有名進学校の生徒が、成績低下を苦にして、自宅に火をつけて、家族が焼死したという痛ましい事件がありましたが、その家庭でも、父親が勉強を指導する際に、体罰を加えていたと当時報道されていました。
また、私の塾でも、成績が悪いと、親に叱られるという生徒がよくいますが、たまに、問題が分からないと、頭や手を叩かれると具体的に言う生徒もいました。
その生徒によると、問題が分からないと、叩かれるため、その恐怖で、問題を考える余裕がなくなり、ますます解けなくなり、さらに叩かれるの繰り返しのため、頭の中は、問題を考えることよりも、恐怖とそれから逃れることで一杯だったそうです・・

そういえば、恐怖で頭の中が一杯というのは、私も子どもの頃、経験があります。
中学生時代に、あるルール違反をしたということで、学校一怖い先生から呼び出されたのですが、座っている私の頭を後ろに立ったその先生がバシバシ平手で叩くのです。
見えない後ろに立たれ、先生の質問に対して私が答えるとバシッと一発

また答えると一発

それほど痛くないのですが、相手が見えない恐怖と、本気で痛い一発がいつ来るのかという恐怖と、早く終わってくれという気持ちで一杯で、何を聞かれても「はい」「はい」と答えていたところ、最後に本気で痛いのが一発来て、終わりました。
ホッとして、部屋を出た後に、同じ部屋にいた友達が言うには、最後の一発の時、
「なんでも「はい、はい」って、お前、オレをなめてんのか?

という先生の言葉に対しても、私は「はい」と答えていたそうです・・

ウソの笑い話のようですが、これは本当の話で、その時、私は、恐怖で、何を言われているのかも分からなくなり、とにかくその場から早く逃れたい一心で、何を聞かれても「はい」「はい」と答えていたのでした。
というわけで、親や先生が怒るにしても、せいぜい、一発ガツンとやるぐらいにしておきましょう

親や先生の怒りが長引くと、恐怖が増殖していき、恐怖が頭の中を支配し、何も考えられなくなりますし、次に勉強するときも、また怒られるのではないか?叩かれるのではないか?という恐怖がよみがえり、勉強どころではなくなるお子さんや生徒もいるかもしれませんからね。
また、あるJKB読者さんが子どもの頃、同じ塾に通っていた同級生が、久留米附設中に進学されたそうで、
「あそこのお母さんは3年生くらいから、勉強中に眠そうだったら、水かけてたっていつも言ってたよ。
あそこまでやらんと難関校は受からんってことよー。賢かったよねー」
「どこの大学行ったのかなー。今はどうしてるのかなー」
などと母親と話しながら、当時の彼の勉強振りやその母親の教育熱心さをご自分のお子さんの中学受験のお手本にされているそうですが、実は、その彼は、私と近い学年の同窓生で、私も知ってる人でした!

で、その彼はその後どうなったかというと、私と同じように、浪人して、あまり聞いたことがないような名の大学に進学したようです・・

というわけで、叩いて、水かけて、難関校の久留米附設に進学しても、誰もが現役で東大、京大、早慶、医学部、九大に合格できるとは限りません。
それどころか、浪人しても無理な場合も多いのです・・

そういう過去を振り返ってみても、学内競争があるとはいえ、他の進学校よりも余裕を持って、推薦で早稲田大学に現役進学できる早稲田佐賀中・高が魅力的だと感じる重吉でした。
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