新聞を読んで学力向上!
2010年09月13日
重吉 at 10:42 | Comments(2) | 勉強の話
先日、「おすすめ受験情報サイト」(2010.9.9リンク)で、
読売新聞の「教育ルネサンス」(ヨミウリ・オンラインリンク)
という教育欄をご紹介しましたが、そこから、めし丸ママさんやバムケロさん、唐津に里帰りさんたちと、新聞に関するコメントで盛り上がってきましたので、今日は新聞に関する話です。
*唐津に里帰りさんのコメントによると、早稲田佐賀中・高の寮では、
「各部屋に毎朝、読売新聞を1部ずつを配布。
共用部の食堂・各ラウンジ(4箇所)に朝日新聞、日本経済新聞、佐賀新聞、ASAHI WEEKLYを置いてあります。」
だそうです。 寮の各部屋に配布とはスゴイですね!
さらに、日経新聞まで・・ 株をやってる生徒でもいるんでしょうか?
さて、塾の生徒たちに話を聞いてみると、新聞を題材にした学校の宿題がたまに出ているようですが、主な目的は2つ。
1つ目は、時事問題を知るための社会の宿題。
時事問題は入試問題でよく取り上げられますが、入試などの勉強面という意味だけでなく、日本の総理大臣は誰か? 日本の景気はどうか? など、社会常識として知っておいてほしいという意味で、出されているのでしょう。
2つ目は、朝日新聞の「天声人語」や佐賀新聞の「有明抄」などといった編集後記・コラムを読んで、感想を書くといった国語の宿題。
*朝日新聞「天声人語」(リンク)
*佐賀新聞「有明抄」(リンク)
私としては、こちらの方に新聞読みの価値があると思っています。
新聞記者というのは、小説家や作家と同じように、「文章のプロ」です。
新聞記事に書かれた文章は、文法・表現のどれをとっても塾講師のブログ記事よりもはるかに正しく、優れた文章ですから
、新聞に書かれた文章を読んで、その表現法などを身につけてもらいたいという意図があって、学校では宿題として出されているのだと思います。
ところで、第1期ブログの読者の方なら、覚えてらっしゃると思いますが、小6のマナさん(女子学院中合格!)や早稲田実業中の早実女子さんや早稲田実業高の中央線さんたちの偏差値70超!!の成績や勉強法に驚かれた読者の方も多かったと思いますが、それ以上に生徒とは思えない目的意識の高さやコメントの文章力に感心された方も、私を含めて、多かったと思います。
彼らは、小学生の頃から新聞を読んでいたそうですから、「新聞を読むこと」が、彼らの学力や目的意識の高さ、優れた文章力に、少なからず影響を与えていたと考えられますね!
とはいえ、新聞は大人が読むことを意識して書かれていますから、難しい漢字や語句がたくさん出てきます。
しかも、政治、経済、文化、世界情勢などは、大人が読んでも難しいですから、それを無理に子どもに読ませるのは酷ってもんです!
興味がある文章ならば、辞書やネットで調べてでも読みたいものですが、興味がない文章は、簡単な漢字や語句が使われていても、大人でも読む気がしませんからね・・
ですから、まずは、子どもが興味があるスポーツや文化・芸能欄、または、テレビ欄でもいいので、読み始めてみるといいですね!
ソフトバンクホークスファンのお子様ならば、喜んで、ソフトバンクの記事を読まれるでしょう。
分からない漢字や語句があれば、辞書で調べるといいですね! 調べた語句のページに付箋を貼っていけば、第1期ブログでもご紹介した立命館小学校の「辞書引き学習法」にもつながります。
「きてみて!特集| 小学1年生からの「辞書引き学習法」特集」
(くもん出版HPリンク)
というわけで、時事問題を勉強することだけが新聞を読む効能なのではなく、興味がある記事を読みながら、文章読解能力や文章作成能力を身につけたり、分からない語句を辞書で調べるなどの「自ら学ぶ力」を身につけることが、本当の新聞を読む効能なのだと思います。
今日ご紹介した「新聞を読む」や「辞書引き学習法」、第1期ブログからご紹介している「早起き学習」などは、既に新聞を取っているご家庭ならば、新たな費用もかからず、今日・明日からでも、何年生からでもできることであり、マナさん、早実女子さん、中央線さんら優秀な生徒さんたちが実践し、実績を残している学習法なので、ご家庭での学習に取り入れてみてくださいね!!
*読売新聞の「教育ルネサンス」にも、「家庭で新聞活用 」という過去の連載がありました。
(1)自分好みにスクラップ (2010.8.11ヨミウリ・オンラインリンク)
(2)自作紙面 切り口様々 (2010.8.12ヨミウリ・オンラインリンク)
(3)調べる意欲を育む手段 (2010.8.13ヨミウリ・オンラインリンク)
(4)記事の「切り抜き」宝物 (2010.8.14ヨミウリ・オンラインリンク)
*もっと読みやすく、お子様でも興味を持ちやすいこども新聞はコチラ!
学力が向上し、受験に役立つ。朝日小学生新聞。
生きた紙面でニュースがわかり、受験に役立つ。朝日中学生ウイークリー。

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読売新聞の「教育ルネサンス」(ヨミウリ・オンラインリンク)
という教育欄をご紹介しましたが、そこから、めし丸ママさんやバムケロさん、唐津に里帰りさんたちと、新聞に関するコメントで盛り上がってきましたので、今日は新聞に関する話です。
*唐津に里帰りさんのコメントによると、早稲田佐賀中・高の寮では、
「各部屋に毎朝、読売新聞を1部ずつを配布。
共用部の食堂・各ラウンジ(4箇所)に朝日新聞、日本経済新聞、佐賀新聞、ASAHI WEEKLYを置いてあります。」
だそうです。 寮の各部屋に配布とはスゴイですね!
さらに、日経新聞まで・・ 株をやってる生徒でもいるんでしょうか?

さて、塾の生徒たちに話を聞いてみると、新聞を題材にした学校の宿題がたまに出ているようですが、主な目的は2つ。
1つ目は、時事問題を知るための社会の宿題。
時事問題は入試問題でよく取り上げられますが、入試などの勉強面という意味だけでなく、日本の総理大臣は誰か? 日本の景気はどうか? など、社会常識として知っておいてほしいという意味で、出されているのでしょう。
2つ目は、朝日新聞の「天声人語」や佐賀新聞の「有明抄」などといった編集後記・コラムを読んで、感想を書くといった国語の宿題。
*朝日新聞「天声人語」(リンク)
*佐賀新聞「有明抄」(リンク)
私としては、こちらの方に新聞読みの価値があると思っています。
新聞記者というのは、小説家や作家と同じように、「文章のプロ」です。
新聞記事に書かれた文章は、文法・表現のどれをとっても塾講師のブログ記事よりもはるかに正しく、優れた文章ですから

ところで、第1期ブログの読者の方なら、覚えてらっしゃると思いますが、小6のマナさん(女子学院中合格!)や早稲田実業中の早実女子さんや早稲田実業高の中央線さんたちの偏差値70超!!の成績や勉強法に驚かれた読者の方も多かったと思いますが、それ以上に生徒とは思えない目的意識の高さやコメントの文章力に感心された方も、私を含めて、多かったと思います。
彼らは、小学生の頃から新聞を読んでいたそうですから、「新聞を読むこと」が、彼らの学力や目的意識の高さ、優れた文章力に、少なからず影響を与えていたと考えられますね!
とはいえ、新聞は大人が読むことを意識して書かれていますから、難しい漢字や語句がたくさん出てきます。
しかも、政治、経済、文化、世界情勢などは、大人が読んでも難しいですから、それを無理に子どもに読ませるのは酷ってもんです!

興味がある文章ならば、辞書やネットで調べてでも読みたいものですが、興味がない文章は、簡単な漢字や語句が使われていても、大人でも読む気がしませんからね・・

ですから、まずは、子どもが興味があるスポーツや文化・芸能欄、または、テレビ欄でもいいので、読み始めてみるといいですね!
ソフトバンクホークスファンのお子様ならば、喜んで、ソフトバンクの記事を読まれるでしょう。
分からない漢字や語句があれば、辞書で調べるといいですね! 調べた語句のページに付箋を貼っていけば、第1期ブログでもご紹介した立命館小学校の「辞書引き学習法」にもつながります。
「きてみて!特集| 小学1年生からの「辞書引き学習法」特集」
(くもん出版HPリンク)
というわけで、時事問題を勉強することだけが新聞を読む効能なのではなく、興味がある記事を読みながら、文章読解能力や文章作成能力を身につけたり、分からない語句を辞書で調べるなどの「自ら学ぶ力」を身につけることが、本当の新聞を読む効能なのだと思います。
今日ご紹介した「新聞を読む」や「辞書引き学習法」、第1期ブログからご紹介している「早起き学習」などは、既に新聞を取っているご家庭ならば、新たな費用もかからず、今日・明日からでも、何年生からでもできることであり、マナさん、早実女子さん、中央線さんら優秀な生徒さんたちが実践し、実績を残している学習法なので、ご家庭での学習に取り入れてみてくださいね!!

*読売新聞の「教育ルネサンス」にも、「家庭で新聞活用 」という過去の連載がありました。
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(3)調べる意欲を育む手段 (2010.8.13ヨミウリ・オンラインリンク)
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学歴が必要なのか?勉強が必要なのか?
名人、横綱、神の子、不思議な子の負けにも、まぐれの負けなし!
テストのやり直しで、ライバルとの差を覆す!
合格体験記を参考にしよう!
開成でも灘でも成績乱高下
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この記事へのコメント
来年から、新聞を使った授業が始まるそうですが、新聞を読むことは、宿題だからとか受験のためだけではなく、毎朝の楽しみに思えたらいいなと思います。
我が家では、朝食前に主人が新聞を読んでいる横で、息子も眺めています。
時々、説明してもらってるみたいです。
朝食後は、漢字や計算ドリルを20分くらいやって、茶碗洗いをし(私は別の家事)それから一緒に新聞を読みます。
読みながら、辞書をひいたり、地図を見たり、切り抜くものに印をつけたりしていると登校の時間になってしまいます。
切り抜くのは「赤ちゃんパンダ」や「人が足を組んでるみたいに見える大根」とかなんですけど(笑)
辞書も地図も、私が使ってるのを見て、幼稚園のころから興味津津だったので、使い方を教えました。
小学3年生なので、まだゆる~い朝の過ごし方ですが、今朝は「今日は民主党の選挙があるんだね」なんて言って登校しました。
ゆくゆくは、頷きながら読んでいた早実女子さん達のような文章力が「いつの間にか」身についていたら言うことなしですが、まずは、今の習慣を大事にしていきたいと思います。
我が家では、朝食前に主人が新聞を読んでいる横で、息子も眺めています。
時々、説明してもらってるみたいです。
朝食後は、漢字や計算ドリルを20分くらいやって、茶碗洗いをし(私は別の家事)それから一緒に新聞を読みます。
読みながら、辞書をひいたり、地図を見たり、切り抜くものに印をつけたりしていると登校の時間になってしまいます。
切り抜くのは「赤ちゃんパンダ」や「人が足を組んでるみたいに見える大根」とかなんですけど(笑)
辞書も地図も、私が使ってるのを見て、幼稚園のころから興味津津だったので、使い方を教えました。
小学3年生なので、まだゆる~い朝の過ごし方ですが、今朝は「今日は民主党の選挙があるんだね」なんて言って登校しました。
ゆくゆくは、頷きながら読んでいた早実女子さん達のような文章力が「いつの間にか」身についていたら言うことなしですが、まずは、今の習慣を大事にしていきたいと思います。
Posted by めし丸ママ at 2010年09月14日 10:03
こんにちは、めし丸ママさん。
>来年から、新聞を使った授業が始まるそうですが、新聞を読むことは、宿題だからとか受験のためだけではなく、毎朝の楽しみに思えたらいいなと思います。<
めし丸家では既に新聞を読むことを親子で楽しまれていらっしゃるようですね!
めし丸家のように、親御さんが記事の内容を説明してあげたり、辞書や地図帳の使い方を教えてあげれば、お子様も新聞を読む楽しみも増えることでしょうね!
それにしても、お子様は、小学3年生にして、本文の「早起き学習」、「新聞を読む」、「辞書引き学習法」を実践されてる上に、お手伝いまで! エライですね~!!
めし丸ママさんが、早実女子さんたちの文章力を感心されたように、めし丸ご夫妻とお子様の習慣に感心されている読者の方も多いと思います。
>来年から、新聞を使った授業が始まるそうですが、新聞を読むことは、宿題だからとか受験のためだけではなく、毎朝の楽しみに思えたらいいなと思います。<
めし丸家では既に新聞を読むことを親子で楽しまれていらっしゃるようですね!
めし丸家のように、親御さんが記事の内容を説明してあげたり、辞書や地図帳の使い方を教えてあげれば、お子様も新聞を読む楽しみも増えることでしょうね!
それにしても、お子様は、小学3年生にして、本文の「早起き学習」、「新聞を読む」、「辞書引き学習法」を実践されてる上に、お手伝いまで! エライですね~!!
めし丸ママさんが、早実女子さんたちの文章力を感心されたように、めし丸ご夫妻とお子様の習慣に感心されている読者の方も多いと思います。
Posted by 重吉
at 2010年09月14日 11:02

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